50歳の誕生日を迎えるにあたり、日曜に前夜祭を1人でやることにした。
近所のスーパーへ行って、アニバーサリーに相応しい食べ物を好きなだけ買ってこようと思い立った。あくまでも外食でないところ、発想が貧しい。。。
その前に美味しくビールを飲むために10kmのジョギングをし、その帰り際にスーパーへ突撃。
これも食べたい、あれも食べたい。
で、カゴに入れてレジへ。
胸が高鳴る。
「お会計1,984円です。」
その瞬間、拍子抜けした。
そうか、私の頭が描く贅沢とはこの程度なのだ。
うーん、今でも貧乏性が抜けないらしい。
まあ庶民の贅沢なんて、しょせんその程度なんだって話だ。
これからますます食は細くなっていくし、興味も薄れていく。
僅かこれだけの出来事で、結論が出た。
人生大してお金なんて必要ないし、有り金は全部使っちゃっても何も困らないと。
毎日そこそこ働いて、帰りにジョギングして風呂に入ってビール、週末は山に登ったり、たまに旅に出かけたり。そんなので私は十分幸せなのだ。
私の頭で描く贅沢はこれだった。これだけで十分に幸せを感じられる。幸せはすぐそこにあるって話。