先日、YouTubeに台湾旅行の動画をアップして間もなく、「アプリは必要ですか」という質問を受けた。
意味は、出入国に際しての話だったと思う。
すでに台湾入境には特に何も要らないし、日本帰国時のVisit Japan Webも税関申告する際にこちらを選択する場合を除き、使用しなくてもよくなった。
ワクチン証明も不要になったし、そもそも日本での日常生活でワクチン証明書をスマホで提示したことなど、一度もなかったと思う。
でもすでに私たちの生活にスマホは欠かせない存在になっており、旅行中の行動でもアプリを多用していると思う。
この傾向はすでにコロナ以前にもあったが、3年も経つと私たちの行動様式にもかなり変化があったのだと実感する。
例えば、旅行ガイド本の電子書籍版アプリを入れて、それをスマホで見ることは以前からやっていた。でも今ではほとんどグーグルマップしか使わない。ユーザーによって最新情報がリアルに更新されていくからだ。
で、本題。
このブログでは、台湾旅行で私が使っているアプリをメモ書き移動に紹介したいと思う。
You Bike 2.0
台北市内ではあちらこちらでU Bikeと書かれた黄色と白のシェアサイクルを見かける。
以前はキオスク端末を操作して1度きりの使用ができたが、You Bike2.0になってから出来なくなったようだ(要確認)。まあ、コロナ前でも私はアプリにクレジットカード情報を登録して利用していたと記憶している。
いずれにせよキオスク端末そのものが少ないし、何度も利用すると思うからアプリで悠遊卡を登録しておくのが最適解だろう。
登録には台湾の携帯電話番号が必要なので、中華電信の電話番号付きプリペイドSIMを一度だけ購入して登録した。プリペイドとは言え、これを購入する時にパスポート番号の登録と日本の運転免許証で身分確認もしたので、まあ履歴を遡れば身分の紐づけはされるだろう。
たったこれだけで登録できて、旅行中の小移動に自転車を使えるので、使わない手はないと思う。
Taipei Metro Route Map
地下鉄網が発達している都市では、こういった路線図アプリが役に立つ。
台北やソウル、バンコクあたりであれば何度も訪れているので感覚的に分かるようになったが、それでもあまり利用しない路線に乗るときはやはり調べる。
特に台北の中山-南京復興ー大安ー中正紀年堂で囲まれたエリアは、乗り換える場所を誤ると歩く距離が長くなったり、時間がかかったりする。これ、東京と一緒。
それとアプリで路線図を何度も観ていると、地上の地理感覚も養われてくる。
乗り換え系のアプリは種類がたくさんあるけれど、どのアプリでもいいので、使いやすくてシンプルな路線図アプリを入れておくことをおすすめしたい。
臺北轉運站と台鐵e訂通
それぞれバスと鉄道の公式アプリ。
旅行者が使える要素は限定的だが、地方へ行く際にバスや鉄道の時刻表を調べるために利用している。
チケットの購入などもできるようだが、台湾在住でないと会員登録できなさそうなので、私は単純に移動手段検索のためだけで使っている。
まあ、バスや台鉄で地方へ足を延ばす人は少数派だと思うけど。
Easy Wallet と iPass一卡通
それぞれ悠遊卡と一卡通の残額を確認するためだけに使用しているアプリ。
使用履歴も分かるので、コンビニでいくら使ったのかも確認できる。
NFC経由で残高を確認するアプリではないので、最新情報が反映されるまでには少々時間がかかる。
その他、KKdayやグーグル翻訳、健行筆記なども使っているが、こちらは割愛。
日本での暮らしもそうだが、みんなが使っている便利なアプリがあっても、単に自分が知らないだけということが多い。
私は現地でショッピングをしないけれど、する人にとっては必須のアプリもあるだろう。自分の行動パターンに合ったアプリを探してみてほしい。