今朝は4時前に目が覚めたので、10kmのランニングに出かけた。
朝のペースにしては速く、終わってみると爽快。純粋に体調が良いと感じた。
近頃花粉の影響がなくなったとみえて、身体が軽くなったように思う。
しかし体重は右肩上がりに増加傾向だ。
身長172cmで直近では67kgまで増えてしまった。この10年くらいの間は59kg~63kgくらいの間でキープしていたかと記憶している。しかしこのまま増え続ければ問題だと思うが、キープできれば問題ないのかもしれない。
そもそも体重の増加は問題なのか、このブログではそんな話をしようと思う。
お風呂屋さんへ行くと、老いも若きも体重計に乗っている姿を見かける。
多くは標準体型より太り気味のようで、健康に配慮しているために計測しているようだ。
一方、何らかのエクササイズを終えて来たと思われる人も多く見かける。日常的に運動をしているタイプの人たちだ。彼らは何のために体重を気にしているのだろう?
走る人に限って言えば、今より速くそして楽に走れるようになりたいと思うのが普通だと思うので、体重を減らそうという意識が自然と働く。
山歩きをする人であれば、コースタイムより早く歩くということよりも、楽に歩けるようになるというインセンティブのほうが強く働くのかもしれない。
いずれにせよ、身軽になったほうが動きが良くなるというイメージが強い。
しかし、本当にそうなのだろうか?減量すればパフォーマンスが上がる、これは真実かそれとも幻想か?
だいたい身軽になったところで、動きが良いとか楽になったという実感を常日頃感じ、数値結果にも表れるのだろうか?最近はそんなことを思うことが増えた。
そもそも私はアスリートではないし、20代の若者でもない。他人と競争しているわけではないし、自分が出したい結果は「今より速く」ではない。「楽しくやりたい」だ。
健康診断の問診では、「健康的で結構ですがもう少し太ってください」と言われたことが何度かある。大病を患うことなく50代、60代を生きていくためには、しっかり食べて「適度に」運動するようにしたほうがいいのかもしれない。
「適度に」というのは、どちらかと言えば運動をしない人に向けて発せられる言葉だが、日常的に運動する人に対してはどうだろうか?
「控えめにやってください」という意味合いではないかと私は思う。
楽しく気持ちが良いと感じる範囲で運動し、好きなものを食べる、こういうバランスが長くやり続けるコツではないかと最近は思う。