この一週間、ブログを量産しているが、決してAIに書かせているわけではない。ただ思いついたことをそのまま書いているだけの話。
ブログはSNSのタイムラインと違って読みたい記事だけを選べばいいから、量産しても迷惑にならないだろう。
さて、昨日何かの記事で読んだのだが、中国の富裕層もLCCで日本へやって来ているという話。
コラムの中では、成田空港の第3ターミナルが他のターミナルに比べて「貧弱」というような話や、日本人は富裕層がLCCを使わないと思い込んでいる、というような話が展開されていた。これにちょっと注目した。
成田空港の第3ターミナルに関して言うと、確かに佇まいはシンプルだ。
入居している店舗も少ないし、落ち着いて食事ができるレストランもない。
でも出発までの動線が短くて合理的だと思うし、フードコートやコンビニの賑わいを見てみると、今の日本人には合っているのではないかと思う。
だから国内線LCCメインの成田第3ターミナルは、これくらいシンプルでもいいと思う。
ただ、シンプルならすべて良いとも限らない。
到着後半ば露天のような通路があるのはツラい。特に冬場は寒くて、北海道から訪れる私でも強く感じる。これなら沖止めでバス移動の方がまだ良い。
中部か関空か忘れたが、とにかく新しくできたターミナルはシンプルな傾向だ。仙台もそうだ。
搭乗ゲートの座席数の少なさも感じる。座れないことが多い。遅延は別として、LCCゆえに機内への案内がギリギリになることが多いので、搭乗口付近での待ち時間は意外と長い。
なぜこういうったターミナルにしたのか、その経緯は分からないし、将来を見据えて一時的にこういう建屋にしたのかもしれない。
単純に低コストを追求した結果なのかもしれない。
ただ、明らかに他のターミナルに比べれば「貧弱」と揶揄されても仕方ないのかもしれない。
さて本題。
日本人は、富裕層がLCCを利用しないと思い込んでいる、という話。
私は富裕層ではないから彼らの生活スタイルが分からないし、彼らの気持ちだって分からない。しかし、富裕層にも幅はあるだろうし、一括りにできるはずもない。資産の大小と個性や人格はまったく別物だと思う。
そのように考えてみると、確かにLCCを利用してもおかしくはないだろう。そういう私も富裕層はLCCを利用しないと思い込んでいた。こういう先入観はいけない。多様性の時代に、私の頭の中がダイバーシティではなかった。
もし私が年収数千万プレーヤーだったとしても、今と生活スタイルは変わらないと思う。どんなに稼いでも、どうやってコストを抑えて旅に出るかをあれこれ考えているだろう。
もちろん所得が増えれば選択肢も増える。だからと言って、いつも高級を選ぶとは思えない。
金持ちだって庶民と同じものを食べるし、みんなが高級車を所有してタワマンに住んでいるわけではない。
資産が多くても金持ちだと意識していない人だっている。
空港ターミナルの話に戻すが、多額の負担をした人が厚遇されるのは然るべきだが、その逆の人たちが冷遇されていると感じるくらい他のターミナルと差を付けられるのは、本人の捉え方によっては不満に思うのだろう。
まあ、私はあまり感じないのだが。