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楽天モバイルの070番号の隠れたメリットの話

 

楽天モバイルの今後が話題になっているが、私は0円プランが終了してからもそのまま副回線として使っている。

 

現在の主回線はY!モバイルだが、ソフトバンク光の回線を引いているからそうしているだけの話。これも特にこだわりはない。ソフトバンク系の良いところは留守電機能が無料なところだ。仕事の関係上、留守電機能がないと困るので、ソフトバンクやY!モバイルの無料で留守電が使えるところにアドバンテージがある。

 

副回線で使用中の楽天モバイルはプラチナバンドの問題であれこれ言われているが、私の使い方では他社と特に変わらなく使えている。

 

そもそもこれまでドコモ、ソフトバンク、BIGLOBEモバイル、LINEモバイル、OCNモバイル、Y!モバイル、楽天モバイルと使ってきたが、困ったことなんて一度もない。

 

減点法で考える人が大多数なので、どうしてもデメリットの話ばかりが目立つ。ここはそれぞれの通信キャリアの良いところに着目し、自分の使い方に一番フィットするサービスを選べばいいのではないかと思う。

 

さて楽天モバイルの良いところ。あまり聞かない話だと思うのでちょっと書いておく。

 

私は副回線取得のために新規で番号を契約したのだが、070で始まる電話番号はこれまで一度も誤着信したことがない。要するに間違い電話や迷惑電話の類が一切ない。

 

これは隠れたメリットだと思っている。

 

ちなみに070はもともとPHSの電話番号だったが今はサービスが終了した。

 

間違い電話や迷惑電話が着信しないということは、高齢者や子供にスマホを持たせる場合にメリットではないだろうか。

 

例えばオレオレ詐欺のような不審な着信を受け、正常な判断ができずに対応してしまうリスクを下げられる。フィルターをかけて守るのではなく、もともと着信しないということに優勢性がある。

 

こういう心配があれば、新規で070番台の番号を取得するのもありかもしれない。発信はアプリ経由でなければ無料通話にならないのが面倒だが、少なくとも誤着信の可能性は軽減できるのではないだろうか。

 

あくまでも私が利用してきた体験の話であって、これからどうなっていくかは未知数なのだが。

  

それと楽天モバイルは海外ローミングだって月2GBまで別料金が発生することなく使える点も魅力だ。私は主回線に現地のプリペイドsimカードを入れて使うが、副回線で使っていた楽天モバイルは、シンガポール、台湾、マレーシア、タイでも問題なく使えていた。

 

弾丸トリップのような短い旅行や、開通後3日間利用できる現地のSIMカードを購入したが、滞在日数が3日+数時間のような場合にも役に立つ。スマホを2台持っていてそれぞれにSIMが入っていればモバイルバッテリーを持たなくてもいいし、LINE以外のほとんどのサービスはどちらのスマホでも使えるだろう。

 

主回線としてイチ推しするかどうかは別として、最近はワンストップMNPで気軽に行ったり来たりできるようになったので、気になる人は試してみるのも悪くないかもしれない。