海外旅行へ行くたびに自分の語学力の無さを痛感する。
帰国したら勉強しようと思ってみても、日常生活に戻ると学習意欲が低下する。私はこの繰り返し。同じタイプの人はたくさんいるはず。
私のような地方の中小企業勤めであっても、最近は英会話の必要性を感じることがちょくちょくある。
今やスマホがあれば翻訳機能を使って意思疎通はできる。昔ほど語学習得にエネルギーを費やす必要がないなんて言われることもある。
でも、まだそういう実感は少ない。
日本語すらロクに話せない私だが、再度英会話に取り組んでみようと思う。
自分が伝えたいことを言えないくらいもどかしいことはない。特に「感謝」「嬉しい」「謝罪」のような表現を伝えられない場面に遭遇すると、後々まで悔いが残るものだ。
私は飽き性なので3カ月とか半年のスパンで情熱が冷めるタイプだ。それだけ一つのことにのめり込んでしまうわけだが、単純作業と違ってただ単純に時間を投じればいいというわけではないと思う。
もちろんやればやるほど成果は出る。かけた時間は裏切らない。そして、どんなことでも習得するには最低2年くらいはかかると思う。しかも、語学のような学習は一夜漬けのようなやり方では定着しない。だから焦らず長い時間軸で取り組む心構えで始めてみようと思う。
それと勉強のやり方だ。
日本人は英語の読み書きはできても、「聞く」「話す」は苦手だと言われる。私ももれなくそのタイプだ。
ただ「聞く」は「話す」ほど苦手ではないので、今回は徹底的に「話す」ことにフォーカスを充ててみようと思う。
「話す」は実のところ、文章を丸暗記するのがいいのではないかと思う。
とにかく簡単な文章を丸暗記して口にする。その文章の日本語翻訳は必要なくて、内容がイメージできればいい。
例えば”Nice to meet you.”という時、頭の中で日本語で「はじめまして」と翻訳しながら言っているわけではない。その場面に遭遇したとき、暗記している”Nice to meet you."が自然と口から出てくるわけだ。
これをひたすらやっていこうと思う。
5年ほど前に中国語の勉強を3か月くらいやったことがある。
その時は単語とフレーズをセットで丸暗記していった。YouTube動画を観て耳で聴きながら同時に口で繰り返すことをやった。
「我妈妈是英语老师。」みたいな感じで当時覚えたフレーズは今でもすぐに口から出てくる。
人間の脳なんてほぼ無限に記憶できるはずだから、1,000でも100,000でもやった数だけ覚えられるだろう。問題はやり続けることができるかどうかだ。それが出来てから語彙を増やすとか文法をきちんと学ぶとかに進めばいいと思う。
社会人はまとまった時間で勉強するなんてほぼ不可能だろう。私みたいに可処分時間が多い人でも、長時間集中してやり続けることは難しい。だから日常のあらゆる場面でやれる工夫をする。
英文を生活のあちこちに埋め込んでおく。スマホのメモでもいいし、電子書籍でもいい。過去に購入したテキストでもいいから自分の行動範囲のあちこちに置いておく。
職場でも単純作業の合間に口ずさむことができるし、通勤とか、病院の待合室とか、家事の最中、ウォーキング中とか、、、何かのついでにやる習慣さえ身に付けばあとはこっちのものだと思う。
と意気込んで始めてみたが、果たして続くかどうか、、、
でも成果があれば、「私はこうやって英語を話せるようになりました」というブログを書きたいと思う。
それと、今まで敬遠してきた米国やオーストラリア、ヨーロッパへの旅行も前向きに考えるかもしれない。