タイトルを見て、なんのこっちゃと思われたかもしれない。
そんなニーズはほとんどないだろうし、目的が謎だからだ。
で、私はトレッキングのためにネパールへ行ってみたい。この気持ち、山好きな方ならよく分かると思う。
でも実際に行く人は少数派ではないだろうか。
私はその少数派のタイプなので、実行ベースで計画を始めてしまう。
ただ、漠然と「思っている」段階から、いつスイッチが入るかは本人も分からない。つまり気まぐれなだけだ。
今回はちょっとスイッチが入りかけたので、少し調べてみることにした。
まず、ネパールでは登山(6,000m以上)とトレッキング(それ未満)に分かれているようだ。トレッキングでも許認可制度があったり、行動可能地域も限定されていたりするらしい。ただ、許可は簡単に下りるようだし、個人でも大丈夫なようだ。台湾と変わらないように思う。
当地は10月から4月くらいまでが乾季とのこと。トレッキングには適しているらしい。もちろん冬もあるので、11月くらいがベストだろうか。
この時期は航空券価格が下がって旅行しやすいと考える。私には追い風だ。そう、いつでも休める自称「自由人会社員」だからだ。
まず、首都カトマンズへ行くにはどういうルートがあるか調べてみた。もちろんLCC利用の安いパターンだ。
すると、東京からベトジェットでホーチミンへ飛び、同じくベトジェット乗り継ぎでデリーへ飛ぶ。そこからインディゴーでカトマンズに入ると、往復10万円未満で行けるようだ。
私は札幌在住なので、これに東京往復運賃が加算される。
ネパール航空を使えば東京から直行便もあるし、キャセイパシフィックやエアインディアを使えば乗り継ぎ1回でも行ける。
ただし、お値段は往復20万円クラス。独身貴族とはいえ、会社で係長クラスの私にはチーンだ。
意外なところでは、大韓航空がソウルから直行便を飛ばしているようだ。これはコロナ前からあったと聞く。
札幌在住の私にとっては国内で乗り継ごうが、ソウルで乗り継ごうがハッキリ言ってあまり変わらない。だから運賃によっては選択肢に入れる。
しかし、この場合でもソウルからカトマンズ往復だけで12万円超えになる。
寄港地の第三国でも寄り道で遊べるタイプの私としては、移動時間が長くてもいいからとにかく移動コストを安く抑えたい。
その他に札幌からLCCで接続できる海外都市を調べてみると、クアラルンプールやバンコク、シンガポールに限られるようだ。
中国本土の場合、広州や成都で乗り継ぎになるので、一度上海を経由しないとならない。これも不便だろう。
長くなったので結論にしよう。
新千歳発着の場合、エアアジアXでクアラルンプールへ、マリンドエアに乗り継いでカトマンズ入りするパターン、またはタイエアアジアXでバンコクへ飛び、タイスマイルかタイライオンエアでカトマンズ入りするのが現実的なようだ。
昨年に比べたら、東南アジア方面への航空券価格は下落傾向にある。札幌からバンコク往復6万円台まで下がって来た。
それでも往復10万円くらいかかりそうだが、乗り継ぎ1回なら楽なものだ。
ただ、ネパール国内での移動にも費用がかかる点は要注意だ。
ルクラやポカラまでのフライトは決して安くはない。
だからいつものような短期旅行ではなく、ちょっと長めの休暇を取って遊びに行った方が賢明だろう。
そういうことでネパールへのトレッキング旅行は、年間のメイン行事としてしっかり温めてからトライしたほうが良さそうだ。