10日くらい前になるが、ピーチの2023年冬ダイヤが販売開始になった。
LCCjpさんの記事を読んでみると、ザックリ言えば国際線が増便になって、国内線が減便になるという感じだ。
コロナが終わったということもあるが、単純に冬が閑散期だからなのかもしれない。
で、実際に数値で見てみたいと思う。
国際線の運航数
この記事によると、1日あたりの運航数を均すと、
- 国際線:22往復
- 国内線:58往復(多い日をカウント)
となり、国際線に4分の1くらいを配分しているようだ。
行き先別では
- ソウル:5往復
- 台北:10往復
- 高雄:1往復
- 上海:2往復
- 香港:3往復
- バンコク:1往復
となっていることから、韓国よりも台湾に厚みがある。単純に相手先の競合の数を反映しているのかもしれない。
また、関空を拠点にしていることもあって、(関空から)すべての就航地へ行けるし、配分も全体の半分以上を占めているので、関西在住の方が羨ましいところだ。
一方で国内線は
気付けば札幌発着便が少しづつ減っているように思う。以前は道東への就航もあったが、気付けば消えてなくなった。
仙台行きはすでに1日2便だし、名古屋も2便、そして今回は東京行きも6便に、大阪行きも5~6便なんだそうだ。
まあ、東京行きはバニラエアと一緒になる前に戻ったと思えば違和感はないし、大阪だって1日に5往復も飛ばしてもらえれば十分だろう。
ただ、供給が減れば価格が下がらない可能性がある。そうなると気軽に成田や関空へ行って国際線に乗り継ぐことはできなくなる。
それよりも札幌在住の私としては、札幌ー福岡が2往復になればいいと思う。さすがに那覇2往復は過剰だと思うものの、福岡はもう1便あると嬉しい。相手先が過密空港なので、仕方ないかもしれないが。
それと、札幌ー鹿児島を1往復やってくれないだろうか。どのくらいのニーズがあるかは不明だが、冬は意外と盛り上がる気がする。
国際線であれば成田や関空で乗り継いでもいいと思うが、国内線でその選択肢はあまり考えられない。
那覇へ十数回行ったのは、やはり札幌から直行便があるからだ。
国内線への配分が減少傾向にある中で無理な話かもしれないが、札幌-鹿児島往復1万5千円くらいなら、私はちょくちょく行きたいと思う。