私の勤め先は毎年大晦日まで勤務で、仕事始めは4日から。
しかし今年は大晦日が日曜日なので4連休になる。
まあ、自由人の私なので勝手に有休を付けて一週間くらい休めばいいのだけど、こういうみんなが休みたいシーンではそういうことはせずに「右へならえ」をする。
昨年末は大晦日の夕方出発で台北へ行き、念願だったカウントダウンin台北101を体験できた。
今年はコロナ明けや円安など様々な要因によって航空券の価格が高騰しているので、海外旅行はパス。そうなると残された選択肢は山しかないというわけだ。
北海道の山で遊んでもいい。ただし晴れるのはどうせ太平洋側の一部くらいだろう。そうなるとワクワクできる場所が少ない。
それにせっかくの4連休。遠出できるチャンスがもったいない。
そこで東北の山に登ろうと思って航空券の価格を見ていると、エアドゥの仙台往復が15,000円台なのが分かった。この時期はスノーシューなどの冬装備が必要になるので、LCCであっても荷物を預けたらこのくらいの価格になる。それに最近はLCCも高い。大晦日出発で1月3日に帰るパターンでも、この価格なら十分すぎるほど安いじゃないか。
エアドゥは札幌発7時50分の便があり、帰りの仙台発が19時40分という便もあるので、札幌在住者の私としては目いっぱい時間を使えるのが利点。苫小牧ー八戸のフェリーより利便性が高いだろう。
その他には羽田、中部、神戸、福岡行きもあって、正月に晴れやすいという点で神戸行きも検討中。価格もそれほど高くない。
ただ、22年の正月に関空で借りたレンタカーがスタッドレスタイヤではなかった。四国の剣山や紀伊半島の大峰山へ行けなかったので、この点が懸念。
その他にはロードバイクを現地へ持参して、淡路島や瀬戸大橋を走るのも魅力的だ。徒歩でマラニックというのもいいかもしれない。だけどドカン!とワクワクする感じがしない。
よって仙台行きの可能性がかなり濃厚。こういう文章を書いているときは、すでに意思が固まりつつあって、ブログを公開した直後にポチっている可能性が高い。私はせっかちなほうだ。
仙台起点であれば、北は八甲田山から南は日光まで射程圏内。万一日本海側が晴れれば月山や未踏の八甲田山に登れる可能性もあるし、太平洋側だけ晴れれば蔵王、安達太良、那須あたりでも良い。全滅なら温泉めぐりとネカフェ泊でもいいだろう。
とにかく寒い自宅で正月をぼっちで過ごすのはもったいない。
こんな感じで私の休暇プランは決まる。まあ、思い付き。心の向く方向に従ってさえいれば、人生は意外と幸せなものだ。
冬の蔵王が好き。そして東北の山々が好き。年末年始にどのくらいの積雪量があるのか未知ではあるけど、まずは航空券を予約してしまおう。