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雑記|コタツとテレビと座椅子を買った話

 

昨年の冬は暖房なしで暮らしたが、今年は少しアップグレードして先月コタツを購入した。

 

1か月くらい使ってみたところ、生活の質がとても上がった。しかも電気代はそれほど変わらない。北国でコタツは「買い」のアイテムだと思う。

 

ただ、長時間床に座っていると足腰が疲れてくる。そこで小さな座椅子も購入した。

 

それと、14インチのモバイルモニターをコタツに置いて作業すると狭いので、AmazonのブラックフライデーでTCLの32型液晶テレビも購入した。これなら離れた場所に置いてもちょうどよい。

 

テレビを観ることはほとんどなく、PCのモニターとして使っている。ポンと買ったように聞こえるかもしれないが、実はかれこれ3年悩んだのだ。2万8千円の買い物に。

 

ちなみに2015年に離婚して以来、我が家には8年以上テレビが無かった。だから家にテレビがあるのはとても気持ちが悪い。

 

コタツの上に有線のキーボードやマウスがあるとジャマになるので、Bluetoothのそれらも買った。これで最適化は完了。雰囲気はネカフェみたいな感じだ。

 

で、この冬に買ったものをまとめると、コタツ(暖房)、座椅子、テレビ、無線のキーボードとマウスだ。

 

これって普通の家庭ならたいていあるものだと思う。それが今まで我が家には無かったのだ。そしていまだに温水洗浄便座も自家用車も持っていなければ、マイホームもなく家賃月額2万6千円のワンルーム暮らしだ。

 

でも今年は海外旅行に12回も行けた。

 

余談になるが、旅行先でも不動産会社の店頭を覗くようにしている。

 

マニラへ出張した際には、通訳の方に現地の家賃相場を訊いてみたこともある。

 

結論として、ひと月2万6千円ではどこの国でも(大都市圏では)まともな家は借りられないということだ。しかし私がいま暮らしている家は、虫が出ることは極めて稀で、水洗トイレでトイレットペーパーも流せる、水道水も飲める。道ゆく自動車のクラクションの騒音に悩まされることもなければ、玄関のカギをかけ忘れても何も起こらない。

 

これで十分に幸せなのだ。一見無駄に思える私の海外旅行ではあるが、そういう感性を養う場でもあるのだ(まあ言い訳)。

 

で、話を戻して何が言いたいかというと、私のお金の使い方が極めて偏っているという話だ。

 

でもそれだけではヘンな人自慢に過ぎないだろう。

 

今はまだ50歳だからいいが、60歳を過ぎてこのライフスタイルはどうかとも思う。さすがの私もそろそろ人生の軌道修正をしていこうと思い始めたというわけだ。

 

別に普通になろうというわけではないし、そんなつもりもない。ただでさえつまらない男がもっとつまらなくなって何も残らないではないか。

 

振り切った針を少し戻そうというわけだ。そのためにはきっと考え方を改める必要があると思う。私は何事も極端なほうだ。それを改めようと思う。

 

私も年をとったということなのかもしれない。そんな独り言を書いてみた。

 

そうそう、「薬屋のひとりごと」は面白いなぁ。今年はアニメにハマっている私であった。以上。