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カンボジアの旅をしようか、悩ましい話

 

先日、中国東方航空の札幌ーバンコク往復がお値打ちだと思うというブログを書いた。

 

でも、バンコクには何度も行っているので新鮮味がない。駐在していた飲み友だちも日本に帰国してしまった。

 

それならば、この機会にバンコクからもう少し足を延ばして、今までに行ったことがない土地を訪れてみたい。密かにリサーチを進めていた。

 

候補はバングラデシュのダッカ、インドのデリー、チェンナイ、バンガロール、コルカタ、スリランカのコロンボ、ネパールのカトマンズ。

 

しかし、どこもそこそこのお値段である。これは別の機会に改めたほうがよさそうである。

 

ではバンコクから気軽に行けそうで、まだ行ったことがない場所、あるいはもう一度行きたい場所と言えばどこだろうか?日程的に空路短時間で行けそうな場所に限る。

 

ASEANの近場で行ってみたい場所はカンボジアのプノンペン、ミャンマーのヤンゴン、ラオスのヴィエンチャン、ベトナムのダナン、マレーシアのジョージタウンあたりだろうか。

 

ただ、パンデミック前のように安いとは言えない。LCCでも1万5千円~2万円台くらいかかる。日本の国内線と一緒だ。

 

その他に、リピートしたい場所はカンボジアのシェムリアップだ。

 

シェムリアップには2018年の6月に行っている。もう6年近く前の話になる。そろそろもう一度アンコールワットを見てみたくなってきた。

 

当地のベストシーズンは冬である。そして今は冬。二月の春節が終わった頃が狙い目だと思う。とても不評な新空港も見てみたい。

 

***

 

さていろいろ調べてみると、中国東方航空のダイヤが多彩であることが分ってきた。上海航空で運行されるフライトを含めると選択肢が多い。

 

せっかく行くのだから上海でも滞在してみたい。単純往復でフライト検索をすると、24時間以内の乗り継ぎばかりである。昼から夜に上海に着いて翌朝に出発するスケジュールなので、スケジュール的にはタイトだ。

 

では上海で24時間以上滞在するスケジュールはどうかと検索すると、費用が3万円くらい高くなるようだ。しかし、上海の虹橋からバンコクへ飛ぶスケジュールだとお昼の出発なので、これならゆっくできそうだ。

 

ただ、これも昆明で乗り換えが必要になる。

 

それでも新千歳ー上海(浦東)ー上海(虹橋)ー昆明ースワンナプームー上海(浦東)ー新千歳という旅程で5万円くらいで往復できる。

 

これなら、上海と昆明で少しずつ滞在できるし、+2万円(合計7万円)でシェムリアップ往復もできるので、一週間で上海、昆明、バンコク、シェムリアップの4都市を楽しめることになるじゃないか。急ぎ足の旅をしている私にはちょうど良さそうだ。

 

あとは宿泊費5,000円×日数をプラスすればいいだろう。

 

そうなると、7泊8日でざっくり10万円。この予算でこれだけ楽しめれば十分ではないだろうか?と思ってきた。

 

ただ、問題点はいくつかある。

 

まず、カンボジアはアメリカドルが流通しているので、最近の円安ではタイあたりより物価が高く感じられるかもしれない。

 

あとは中国のビザの問題。旅程に上海ー昆明が含まれるので、普通にビザがいるだろう。発行には税抜きで7,250円がかかるし、手続きには手間や時間もかかる。それなら中国を旅行した方がいいのではないかと思ってきた。もちろんカンボジアだってビザが必要だが、取得は簡単だ。

 

→追記:後日調べてみると、おそらく72時間/144時間以内トランジットビザ免除で問題ないようである。

 

しかし、それでも上海にも昆明にも行きたい。

 

こうして欲が出てくると、はじめに価値を見出した部分がうやむやになり、そして軸がぶれていく。

 

本末転倒。

 

ということで、バンコク+上海24時間以内トランジットの旅。これにシェムリアップを加えるかどうか。今の段階ではまだちょっと決めかねる。今週中に結論を出したい。