先日、ハノイマラソンの話を書いた。
そのブログでナイロビマラソンが前週に行われるという話も書いた。
それなら両方参加してはどうかと思うようになり、まずはナイロビ往復でどのくらいの費用がかかるのか少し調べてみることにした。
ザックリした感じでは、
- エチオピア航空:成田ー仁川ーアディスアベバーナイロビで往復13万円
- カタール航空:成田ードーハーナイロビで往復15万円
- エティハド航空:仁川ーアブダビーナイロビで往復15万円
こんなところだろうか。今まで調べたこともなかったけれど、意外と安いんだなという印象。1か月間、水だけ飲んで暮らせば何とか捻出できる金額だ。
せっかくナイロビまで行くなら、空路でアフリカ一周をしてみたいと思ってきた。欲が出る。
そこでナイロビ発着で南アフリカのケープタウンまたはヨハネスブルグ、ナイジェリアのラゴス、エジプトのカイロに行った場合、それぞれの運賃がどのくらいか調べてみた。
すると運賃云々の話ではなく、そもそも南アフリカとナイジェリアへ渡航すること自体、難しそうな気配だ。
エチオピア航空利用であればアディスアベバを、カタール航空かエティハド航空利用ならドーハまたはアブダビに立ち寄って、それにナイロビとカイロを主目的にするのが現実的なようだ。さらに翌週のハノイも含めると効率がいい。
カイロ行きを諦めれば、最初に挙げた3つのエアラインのいずれかでナイロビ往復、いったん東京へ戻ってベトジェットエアで東京ーハノイを別々に往復するのが最も安いことになる。ナイロビ往復で15万円、ハノイ往復で4万円くらいだから20万円でおつりがくる。
では、これにカイロ行きを含めたらどうだろう。
東京ードーハーナイロビーカイロー成都ーハノイー東京みたいな旅程を組むと、最低23万円くらいで周遊できることが分かった。しかし、日程が限定されると思われので、実際はそれより5万円くらい高くなるだろう。さすがに航空券だけに30万円を捻出するのは一大事だ。
ちなみにこの場合、航空会社はカタール航空、エジプト航空、四川航空、最後だけベトジェットとなる。
何のために行くか?主目的になるのは、
- ナイロビマラソンの参加
- ハノイマラソンの参加
- キリマンジャロまたはケニア山の登頂
- エジプトでピラミッド、スフィンクス、ナイル川を見る
こうして整理してみると、エジプトだけ別の機会にするかどうかという話に思えてきた。
これまで中東やアフリカは遠いと思っていたが、ドーハからナイロビの距離は3,300kmくらいで、台北からシンガポールへ行く程度の距離だ。そう考えるとグッと近くに思えてきた。ほとんどアジアしか知らない私は、つまり手前にしか火を灯していなかったのだろう。
これで私のメンタルブロックが少し外れた。
近いと感じると話が早い。またいつでも行けるということだ。
したがっていまの雰囲気では、まずはナイロビマラソンとキリマンジャロだけに絞って、航空券のセールが行われる機会にあわせて、別途ハノイを計画するのがベターな選択肢だと思う。
こうして書きながら私の気持ちは整理できた。あとはスケジュールを組み立ててみて、障害となるようなことがなければゴーサイン。
今年の海外旅行は回数が少ないけれど、丁寧に計画して思い出に残るような旅にしたい。
ホント、金の貯まらない人だ。