先日のブログで大邱国際マラソンの話を書いたが、残念ながらエントリーできなかった。そこで、4月の大会は見送って6月に開催されるプノンペン国際ハーフマラソンに参加することにした。
カンボジアへは2018年に一度だけ行ったことがある。しかし、プノンペンには行ったことがない。
日本からの距離は近いけれど、実質的にはシンガポールより遠い印象を受ける。
私が住む札幌から行くとすれば、まず最初に東京へ出てからバンコクへ飛んで、さらに乗り継ぎする、そんなイメージである。ベトナムで乗り継ぐにしてもほとんど変わらないだろう。
しかしカンボジアやラオスと中国は近い関係にある。中国本土からカンボジアやラオスへ向かうフライトは意外と多い。
さらに中国本土から日本へのインバウンド需要もまだ本格的に回復してない。
もしかするとこれは私にはチャンスかもしれないと思った。つまり中国本土で乗り継ぐ経路が安いのではないかという話だ。案の定、正解だった。
さっそく調べてみると、深セン航空が札幌から深センとの直行便を飛ばしていて、深センで乗り継いでプノンペンへ行けるらしい。
しかも往復で4万5千円程度だ。直感的にこれは安いと思った。
マラソン大会は6月16日(日)開催。深セン航空の新千歳便は木曜出発の次は土曜である。つまり土曜出発では間に合わない。
しかし木曜の夜に深センに着いて金曜の昼にプノンペン入りしても、3泊4日は飽きそうだ。そこで土曜まで深センで遊べば良いのではないかと考えた。
いつものトリップドットコムではこの航空券が買えないが、ブッキングドットコムでは4万7千円で購入できる。
即決め。ポチっ。
初めてのプノンペンに加えて、久しぶりの深セン。144時間トランジットビザ免除で香港へは行けないかもしれないが、広州へは行けるだろう。プランは後で考えればよい。
マラソンの申し込みも済ませた。あとはホテルの予約だけだ。
ということで、3月は上海とバンコク、6月は深センとプノンペン、2つの旅が決まった。
今年は残り、8月のニャチャンと11月のハノイ。
あれだけ盛り上がった10月のナイロビは、経済的な理由で困難な予感がするが、最後まで諦めないでおこう。
先々に楽しみがあると日常生活も充実する。
50歳を過ぎてしばらくしてから、上を目指して頑張ろうとするよりも、楽しく生きようという風にモードが切り替わった。仕事人生がまだ現役のうちに、すでにセカンドライフに突入したかのようだ。悪くない。
マラソンも自己ベストを更新しようと頑張るよりも、楽しく走れればそれで良いと思うようになれた。
登山だってかつてはより速くより遠くへとガツガツしていたけれど、今では天気が良い日に楽しく歩ければそれで良いと思うようになった。
これもまた成長なのかもしれないな。