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今日から海外出張×休暇でヨーロッパへ

今日からイタリアとドイツへ出張。新千歳出発が7時30分、羽田で乗り換えてフランクフルト到着が現地時刻19時過ぎ。まあ長い。

 

機内ではどうせ寝てしまうので、今朝は1時頃から起き出して活動。久しぶりにブログを書いてみる。

 

9月2日に出発して19日に帰国する長旅。帰国したらきっと秋が深まっていることだろう。

 

移動は、新千歳ー羽田ーフランクフルトーミラノーブタペストーデュッセルドルフーミラノーフランクフルトー羽田ー新千歳。

 

そのうち、行きの新千歳ー羽田ーフランクフルトーミラノはANAとルフトハンザ、途中のミラノーブタペストーデュッセルドルフーミラノの区間はWizz airとユーロウィングス、帰りのミラノーフランクフルトー羽田ー新千歳もスターアライアンス。途中の休暇は自己負担なのでLCC一択となった。

 

ここで問題なのは、LCC区間を機内持ち込み手荷物のみで何とかできるかどうか。

 

荷物の大半を占めるのは衣類。仕事半分、休暇半分だから、それぞれの用途によって種類が増える。

 

スターアライアンスで往復する分は会社備品の大きなトランクケース(75㎝)を使う。これの半分に仕事上のサンプルを詰め込み、残り半分には登山用具を30Lザックごと入れる。ミラノに着いたらサンプルだけ取り出す。bounceのサイトで申し込んだ手荷物預かりサービスを利用してトランクケースに入れた登山用具を9日間預ける。

 

あとはリュック一つでイタリアでの仕事が4日(レンタカー移動)、週末はブタペストへ移動してハーフマラソン参加の休暇、週明けにデュッセルドルフで3日間の仕事。なのでホテルでこまめに洗濯すれば基本3着あれば間に合うだろう。これならWizz airにも乗れるわけだ。

 

12日にミラノに戻って登山用具を引き出し、再び17日までトランクケースを預けてクールマイユールからツールドモンブランを歩く。 

 

移動や宿泊、荷物預かり、eSIMなど、必要なサービスの手配は済ませた。あとは行ってナンボの世界。情報なんて調べても調べてもキリがない。

 

最近はPerplexityとChatGPTを使えば、早く適切な情報に辿り着けるし、最適な提案も受けられるから通信さえできれば大丈夫だ。ガイドブック片手の旅とは隔世の感がある。

 

周囲からは「仕事で行くのに遊べていいなぁ」なんて言われるが、おいおいそれは想像力の欠如だよ。当人にとっては結構大変なのである。

 

初めて行く土地でのひとり旅、仕事と登山とマラソン大会、2週間を超える期間、LCCにバスに列車移動、ホテル宿泊もあればキャンプに機中泊、これまでの旅の経験をもとにした総合力が問われるのである。

 

それに8月の後半はずっと連勤のうえ、先だって25時間の残業も済ませておいたから、行く前からすでにお疲れなのである。 

 

出張中に休暇を取ることの是非について

海外出張に休暇を付加することの是非について、直前にひと悶着あった。役員から呼び出された。

 

現地で休日を取ることは問題ない、との見解は得られた。

 

しかし事前に担当役員への相談がなく、承認を得ていないことが問題らしい。

 

それと交通費・宿泊費・日当について、どこまでが会社負担で、どこまでが自己負担なのかが明確でないと言うのである。

 

いいよ、文句言わないから、そんなの勝手に決めてよって感じ。

 

ついては行動計画の詳細を提出せよと指示があったので、一つ一つの行動に関して会社負担と自己負担の自己見解まで付け加えて提出したら、休日の分は不要とのことである。

 

しかし、休日直前直後の移動や宿泊費に関してが大切なのである。

 

同行する部長は週末の土日も交通費と宿泊費が会社負担なのに、私は休日にブタペストへ寄り道するので、交通費も宿泊費も微妙なのだと言う。社内規定では週を跨いで勤務する場合、週末の休日分の日当は出さないが、宿泊費と交通費は支給することになっているらしい。

 

「でも、君は本来いる場所に滞在しないから領収証が云々、、、」となって面倒くさくなってきた。

 

そこで「自己負担にすれば問題ありませんよね」とこちらから申し出て終了。 

 

実は週末の移動と宿泊費の自己負担分だけでも5万円近い。

 

多くの人にとって5万円は大金だし、もちろん私にとっても一緒だ。だって私、家賃2万6千円の家に住んでいるんだから。

 

しかし会社側とこんなことを巡って争うにしては少額過ぎる。たかだか5万円のために、将来まで火種がくすぶるのは損をするだけだ。

 

それならばと、私が折れることにしたわけだ。

 

これで気兼ねなく遊べるというものだ。

 

損して得取れ、10万~15万の自己負担でこれだけ遊べるんだから、十分ではないか。