物干しスタンドや突っ張り棒、衣装ケースやカラーボックスなどを一気に処分しようと思っていた。
市に大型ごみ収集を依頼をすれば、費用はかかるが手軽である。
でも自分で解体したら、燃えないゴミの日に有料ゴミ袋で廃棄できる。
有料でもそのまま回収してくれる方が時短になる。解体する時間もコストである。自分の時間単価を考えたら、そっちの方が安上がりだろう。しかも最近の札幌市はネットで回収を依頼して決済もクレジットカードで完了できるそうだ。以前とは異なり、電話をかけてコンビニでシールを買ってきて貼る手間が省けるから、とても便利になった。
それでもそれなりに数が多ければ自分でコツコツ解体した方が安上がりかもしれない。それに今は冬ということで、ながら時間を活用して作業を楽しむのも悪くない。何でも合理性を追求すると、生活感がなくなる。そう思って自分でやってみることにした。
まずは解体道具の調達である。
金属のパイプをカットするパイプカッターと、プラスチックや木製品をカットするのこぎりをAmazonで購入した。
●パイプカッター
SK11(エスケー11) パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32 ¥1,351
●のこぎり
角利産業(Kakuri Sangyo) 粗大ゴミ解体ノコギリ 本体 刃渡り210mm 黒刃 替刃式 コンパクト折込鋸 角度2段切替 収納式 のこぎり 日本製ブレード使用 4382 ¥1,606

今回購入した道具たち。2つで2,957円だった。

これは物干しスタンドの一部。長さは1mくらいあるので、そのままでは燃えないゴミの回収袋には収まらない。

パイプカッターで金属棒を挟んでクルクル回すだけ。プライムビデオで「Dr.STONE」のアニメを見ながら作業をする。

コツさえ掴めば実に簡単である。どんどん切っていこう。

バラバラにして終了。このサイズなら燃えないゴミの回収袋に入る。

引き続き「薬屋のひとりごと」「悪役令嬢転生おじさん」「俺だけレベルアップな件」「サカモトデイズ」「全修。」とアニメを観ながら、2台分の物干しスタンド、突っ張り棒などをすべて切断した。
原型の写真を撮っていなかったから分かりずらいかもしれない。
その他、昨年故障してしまった登山用のストックを1セット、もう使わなくなった金属フレームのスノーシューを2台、これも3分の1サイズに切断して処分。

木製のラックも不要なので処分する。3Rの考え方、つまりリデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)に反する点はやや心苦しい。
まずドライバーで金属の部分をばらした後、背面の支柱はパイプカッターで短く切除、木製部分は40ℓのゴミ袋に入るサイズにノコギリでカットする。

明日は月に一度の燃えないゴミの日。20リットルのゴミ袋1枚、40ℓのゴミ袋2枚分の廃棄量となった。まだ不要なものがあるので、来月までに全て解体して処分しようと思う。
ちなみに突っ張り棒を札幌市の大型ごみで回収依頼する場合、4組までなら200円とのこと。まとめていくつまで同じ料金という品目もある。
一方で多品目を処分する場合、解体した方が安上がりなケースも多々ある。
結論として、簡単に解体できるものは自分で、解体に手間がかかるようなもの(自転車とか家具など)は素直に収集依頼をする、そういったハイブリッドなやり方が利口だと思う。