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食事に気を付けながら3時間ウォーキングを継続してみた結果、減量の手応えを実感中

1月29日から地下街での3時間ウォーキングを続けている。1駅分余計に歩くとか、10,000歩とかではない。3時間だ。

 

12月上旬にシンスプリントで走れなくなってからウォーキングを始めたが、積雪が増えてきたのでフィールドを屋外から屋内に移したという経緯。その他には次の理由があった。

  • 外は寒くて路面が凍結して滑って危ないから
  • 街歩きなら飽きずに取り組めそうだから
  • 天候に左右されないので、言い訳ができなくなるから
  • 減量
  • 体力が落ちて走れなくなるのは困る

などなど。やり始めてみると、年末から続いていた体調不良が一転して、最近は調子が良い。やはり歩くことは大切なのかもしれない。 

 

3日に2日のペースで続けてみたら、どのくらい歩けるか

これを書いている2月16日現在で19日中の13日を歩いた。単純計算で3日に2日くらいの頻度となる。3時間ウォーキングなのでさすがに毎日はできない。できない日は完全休養か通勤ランニングで手短に終了。

 

献血をした日だけ調子がイマイチだったので1時間半で切り上げたものの、それ以外は3時間を基準に歩いた。私が歩いている地下街のコースは、1周約90分かかる。

 

ふつう、まじめに仕事をしている会社員ならできないと思う。間違いなく、ヒマ人がやることである。

 

でもこれからの人生後半戦は間違いなくヒマである。これは多くの年長者を見てきてつくづく感じること。ひとりの時間、ヒマをいかに乗り切るか、自宅でコンテンツ消費だけでは乗り切れない。私も65歳定年まであと13年しかない。こういう有意な?暇つぶし手段をたくさん育てていきたい。

 

さて、13日間のログを振り返ると、累計歩行距離は190km、歩数は26万3千歩。このペースだと、1カ月間で300kmくらいになるだろう。

 

ランニングでなくウォーキングで距離を稼ぐことがこんなに大変なんだと痛感した一方で、コツコツやり続けると大きな成果になることを実感できた。転じて、人生を大きく変えるきっかけは習慣によるものであって、宝くじに当たるとかそういった奇跡によるものではないことを再確認した。

 

ウォーキング終了後はいつも腰回りや背中に違和感を感じる。それでも翌日には概ね回復しているから不思議なものだ。やってみると、2日間のインターバルを取るのが最も調子が良く、つまり3日に1日の間隔が適正だと感じている。今日まではちょっとやり過ぎているのかもしれない。

 

ちなみにさっぽろ雪まつり期間中なのに屋外には出ず、市民あるあるの「雪まつりには興味がない」状態だった。

 

期間中の出費は、地下鉄代が6,500円、テレビ塔の下のそば処大番さんでもりそば中盛を食べた600円、以上。

 

ただただ歩くのが目的で、わざわざ交通費がかかることに最初は違和感を感じていた。それならジム通いしてトレッドミルや筋トレをしたほうが良いのでは?とも考えた。でも結果はこれで良かったと思う。私は飽きやすい性格だから。

 

そして何よりもいくつかの目的を達成できたのが良かった。

  1. 期間中で概ね1kg減量できた。強調しておきたいが、これはウォーキングによる成果と言うよりも、食事に気を配ったところが大きい。
  2. 相変わらず休肝日はないものの、晩酌のビールを1本以内でやめられるようになった。 

3時間ウォーキングでの消費カロリーは概ね750kcalと推定する。

 

1食700kcal以内に収めるようにして、間食をせず、ビールも1本で止めておけば、ウォーキング分は貯金みたいなものだろう。活動を含めた代謝を3,000kcalとすれば、毎日2,500kcalを摂取してもざっくり500kcalの収支計算となり、1カ月弱で1kg痩せられるという大雑把な試算。

 

これを、休日登山+平日のジョギングでやろうとすると、登山ではついつい行動食と食事による摂取カロリーが消費カロリーを上回りがちになるし、長時間のジョグは飽きやすい私には続けられない。

 

その点、地下街ウォーキングは故障せず、かつ飽きずに持続できる運動だと思う。さらに行き交う人々やお店を眺めながら歩くと、いろんな発見やアイデアが浮かぶといった嬉しい効果もある。この点は、住宅街や河川敷のウォーキングコースや登山道よりもはるかに優れていると思う。

 

さらに耳ではオーディオブックで1カ月に何冊も読書ができるし、同じ英文を何度も何度も繰り返し聞いて暗唱できるほどにもなれる。

 

雪が無くなる頃までしばらく継続してみる。さらに毎日風が強くなる5月やその前後の花粉症シーズン、暑くなる真夏にも取り入れてみようと思う。