今日から海南航空で昆明へ行ってくる。
新千歳から西安に直行便が就航になったのが2カ月前とのこと。西安乗り継ぎで行ける場所を検索していたら温暖な昆明へ行きたくなった。
費用は次の通り。
- 航空券:往復¥40,907
- 宿泊費:西安2泊と昆明2泊で¥16,437
合計で¥57,344。
あとは空港往復と現地での地下鉄代、それと食費くらいなものだ。7万円でおつりがくるだろう。
ちなみにこれが逆の立場だったらどうか?
この時期の札幌での宿泊費は、平日でも1万円超えはザラである。間違いなく10万円コースだろう。
人気の場所へはオフシーズンに、メジャーではなくて観光ニーズが少ない場所、そして物価が安くて滞在コストが低い場所、これをチョイスすればちょくちょく海外へ出かけられると思う。
さて、思い立ったのが3週間前。計画から実行までの期間が比較的短い。そして、計画段階では盛り上がるが、直前になるとあまり行きたくなくなるという、いつものヤツが始まる。本当に飽きやすい性格で困ったものだ。
フライト時間は5時間55分。意外と長い。
新千歳からの直行便で同じくらい時間がかかる都市は、香港、深圳、マニラだそうだ。直線距離では高雄とほぼ一緒らしいから、まあ遠い。
さて、13時45分出発で現地到着予定時刻が18時40分。着いたら空港散策して、あとはホテル直行で寝るだけだろう。
帰国便も現地7時出発なので、実質滞在日数は3日間と考えていいだろうか。そのうち西安での滞在は4日目の夜だけで、ほとんどは昆明にいる。西安の気温は札幌とほとんど変わらないので、あえてそういう旅程にした。
直前になって西安咸陽国際空港のターミナルが変更になった。T5がグランドオープンし、海南航空の国際線はそちらへ移動になるらしい。これからはT5がメインになるそうで、地下鉄14号線もT1/T2/T3が空港西駅、T5が空港駅なのだそう。中国は変化が早いから、最新情報を随時収集しておきたいところだ。
せっかく行きも帰りもターミナル2から徒歩圏内のホテルを予約したのに、わざわざ移動しなければならなくなってしまった。国内線はそのままT2で運用されるそうなので、2日目の昆明行きは利便性が良いが、最終日の新千歳行きは早朝5時前にチェックアウトしないとならないだろう。まあ、こういうこともある。むしろ最新施設を見学する良い機会と思って前向きに捉えることにしよう。
行き先の昆明は、石林や九郷風景区といった必須の観光地への玄関口でもあり、特に石林は世界自然遺産で、中国国内の等級では最高の5Aランクに位置付けられているとのこと。しかし今回は行かない。ツアーに参加しないと行けない場所というのは、短期旅行ではちょっと億劫だ。
その点、北海道を訪れるインバウンドの方々の行動力にはいつも驚かされる。JRやバスを乗り継いで登別や美瑛、ニセコなどへ行くのだから、バイタリティに溢れている。マナーなどについてネット上では批判的な意見もちょくちょく目にするが、それは海外で目にする日本人だって同じことだ。お互い様なのである。いい人もいれば悪い人だっている。それを外国人、○○国籍の人と一括りにして論じるのは間違いだ。
ブログを書いていたら出発まで1時間を切ってしまった。そろそろ旅支度に取り掛かろう。リュック一つに衣類を詰め込んで、水落しをしたら出発。空港までの移動時間と出国後の時間で市内の観光スポットと繁華街、飲食店を調べて百度地図にプロットしていく。あとは現地の天気と気分次第で行き先を決める。これで良い。
ああ、今回も100%ムダ旅の予感がしてならない。