
この旅も8日目に突入し、舞台はヨーロッパからアジアへと移る。アウェイからホームに移行した感じがして、気持ちも軽い。
休暇直前は仕事のことで毎日頭がモヤモヤしていたが、旅に出てこうして毎日が目まぐるしく移り変わると、仕事のことがはるか昔のことのように思えてくるから不思議だ。
日常生活にストレスを抱えている人には、ぜひ海外ひとり旅をおすすめしたい。
ソウルで入国せず、そのまま香港へ

エティハド航空のアブダビ発ソウル行きの機中で迎えた朝。私を含めた横一列の3人ともCAさんに起こされたので、やはり足元が広いと熟睡できるのかもしれない。
機中で眠ったのは約4時間半だ。
アブダビ時刻の23時過ぎに最初の機内食が提供され、今度は朝食である。アブダビの時刻でいま4時45分。到着地のソウルは9時45分だ。もうブランチなのだ。
時差とは本当に恐ろしい。このくらいのインターバルで「ハイ次は朝ごはんです。チキンにしますか?ベジタリアンメニューにしますか?」と訊かれても困る。
そしてチキンを選んだら鶏肉入りの焼きそばだった。朝から重たいメニューである。

さてアブダビが終わって今日はソウルから香港だ。
時差が5時間あるので1日が早く感じるが、今日もほとんどが移動である。ネタになりそうな話は香港でシンフォニーオブライツを観ることと、重慶大厦の安ホテルに泊まることくらいだろうか。
香港到着は17時40分。シンフォニーオブライツが始まるのが20時。間に合いそうで間に合わないかもしれないビミョーな線だと思う。空港では明日の早朝出発のダナン行き香港エクスプレスのチェックインも済ませておきたい。八達通のリアクティベートも駅の窓口で対応して貰う。それからA21バスに乗って尖沙咀へ。香港到着18時30分+1時間30分ならゲームオーバー。
その後はスターフェリーに乗って香港島へ行ってウロチョロしてMTRで旺角へ戻り、この辺りもウロチョロしてホテルへ帰る。遅くても24時だろう。

そんな予想を立てながらソウル到着は11時。香港航空はウェブチェックインを済ませたから仁川空港では入国しないでトランスファの動線を歩く。
トランスファの動線ではパスポートのチェックはしてもチケットの確認はしない。チェックインしてなかったらどうすんだ?今回の旅で、3回のソウル乗り継ぎをやってみたので、その話については後日別のブログにまとめようと思う。
ここで問題が発生。香港航空のチケットをダウンロードできない。スクショしかない。はたしてスクショのQRコードみで乗れるのだろうか?

いつものスカイハブラウンジでビールを飲みながら対策を練る。メールに付属されているダウンロードページへクリックしてもエラー表示が出て進まない。そこで香港航空のウェブページから照会したらダウンロードできた。危ないからこれをPDFに保存する。すると昨日も同じことをしたらしく、スマホの中に同じファイルがみつかった。アホだね私。

ラウンジが混んでいるのでビール2杯で切り上げ、搭乗口付近でガジェットの充電をしながら待機する。

搭乗口で呼び出しのアナウンスがかかる。やっぱり。カウンターで搭乗手続きをせずに制限エリアに入った場合、こうなることがある。パスポートの確認、ウェブチェックインの画面、プリビアスボーディングパス(直前に乗ってきたもの)のチェックを受けたら、ペーパーのボーディングパスをくれた。

結局のところ色々な要素を加味すると、乗り継ぎの時間は3時間がちょうどいい、というのが今の結論。
搭乗したら後方のJ席だった。真ん中。でも昨日の席より広く感じるので楽だ。
フライト時間が4時間弱あり、これは札幌→那覇くらいある。ビールの残り尿が悪さしないかちょっと心配。

最近の仁川空港は制限エリア内にもGS25やCUといったメジャーなコンビニ店舗がある。本当に便利になった。

香港航空の機内食はあんパンとオレンジジュース。あんパンがホットミールとして提供されるのは始めての経験。食感は固め、質素だがバターの風味がなかなか良い。
香港で予約したホテルが満室!?

香港へは定刻より遅れて到着。到着後機内モードを解除すると、トリップドットコムからメールがあった。予約していたホテルの都合により部屋が確保出来なくなったので、全額返金または最大9000円補填するので新しい宿泊先を見つけてくださいとのこと。香港で18時半過ぎになって、当日のホテルを1万2千円以下で見つけるのはなかなかハードルが高い。

まあ最初は空港で寝る予定だったからどうでもいいんだけど、できれば重慶大厦で寝たほうが動画のネタになったんだよなぁ、なんて思いながら、旺角のホステルが9,000円台だったのでそこを確保した。

香港に着いてからがなかなか進まない。イミグレでまず混雑。八達通のリアクティベートのために並んだチケット売り場も混雑。A21バスも混雑。途中の青衣あたりでシンフォニーオブライツの時間には間に合わないと判断し、旺角で降りて真っ直ぐホテルへ行くことにした。

旺角のホテルが入っている雑居ビル。エレベーターがたくさんあり、それぞれが専用になっているタイプ。
間違って乗ったエレベーターは目的の14階には止まらないことが分かり、最初の7階で降りたらナイトクラブみたいなお店で、降りた瞬間接客の女性達の目線がこちらに向けられた。
ヤバいヤバい。もう一度一階に降りる。
ビルは間違っていない。でもどうやって14階へ行くのか分からない。トリップドットコムのクチコミを検索し、もう一度行き方を調べる。
やっとたどり着いたら今度はチェックインの仕方がビミョーだった。
レセプションの部屋でブザーを鳴らしてもうんともすんとも言わない。よく見ると電話をかけて呉さんを呼ぶとのこと。
彼女が来ると、宿泊者の名前が記載された手書きのノートを取り出し、君はこれか?それともこれか?と訊いてくる。
既にチェックインしたお客にはマーカーでハイライトされている。ずいぶんアナログな仕事をしているなと思った。
で、名簿に自分の名前がないという。そりゃあそうだ。つい1時間前に予約したのだから。

部屋に案内される。受付の3m先の扉。
開けるとベッドが2台もあり、ベッドで部屋はぎゅうぎゅう詰め。アテネのドミトリーのほうが広い。シャワーとトイレは一緒のパターンで、仕切りはない。
香港だからこれで許されるが、それ以外のアジア圏ならこのスペックで5千円以上はあり得ないだろう。

旺角の繁華街から尖沙咀まで歩く。帰りはスターフェリーで中環へ行って、MTRで帰って来ようと思う。

香港にはジョリービーの店舗がある。日本にも早く進出して欲しい。

今や店舗数では全世界のスターバックスを超えたと言われる密雪冰城。店舗は香港にもあるし、日本にもある。札幌にはいつ進出するだろうか?

この眺めを見るのは、たぶん6年ぶり。2019年の香港マラソン以来だと思う。

尖沙咀のプロムナードにクラフトビールを出すバーがあったので迷わず入店して注文。IPAはセッションIPAしかなかった。なのでペールエールを注文。約1,500円。香港島の夜景をゆったり眺めながら飲むビールは最高だ。今日一番のご褒美か。

ビールの後はスターフェリーで中環へ。香港滞在はこれだけでいい。滞在時間は短いが満足だ。

そんなこんなで、部屋に戻ったのは24時近く。3日ぶりにシャワーを浴びてガジェット全ての完全充電、ヒゲをそって丁寧な歯磨きをしてベッドで眠る。日常生活ではごく当たり前にできることを1週間ぶりに出来て大満足でした。