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12泊13日の旅【9】香港からダナン、マラソンのレースキット受け取り

ダナン

9日目は香港からダナンへ向かう。ダナン到着後はダナン国際マラソンのレースキット受け取り会場へ行って、ホテルにチェックインしたら晩ご飯を食べて終了する予定。

 

明日は早朝4時から走るので1日が長い。今晩はちょっといいホテルでゆっくり休もう。 

 

早朝の香港からダナンへ

香港、旺角の雑居ビルと言うのか、商業施設と住居が同じビルにあるのだろう。そのホテルの一室。

 

目覚しのアラームより早く目が覚める。4時34分。おしっこがしたかっただけだ。睡眠時間は3時間56分。時差とか機中泊とかでよく分からんことになっている。

 

香港旺角

早朝5時にホテルをチェックアウト。バスで空港へ向かう。ビルの入口にサークルKがあるので便利だ。

 

香港

ホテルから3分歩いたところにバス停があり、N21のバスに乗る。空港行きのバスはいろいろあるが、どうもルートが違うらしい。このバスは空港職員も結構乗っているようで、途中のそういう施設にも立ち寄りながら行くので、1時間ちょっとかかった。相変わらず香港のバスはスピードが早い。

 

香港エクスプレス

6時30分、香港エクスプレスの自動チェックイン機で手続きをするが、1回目はお近くの地上係員に聞いてくださいとなった。別の機械でもう一度やってみたらチェックインできた。何だったんだろう?

 

香港空港

混雑を警戒して念のため早めに出国する。7時である。ラウンジで軽く朝食としたいところだが、混雑して入場制限がかかっていた。でも結局はこれが正解だった。

 

香港空港

搭乗口の229番は遠い。スカイトレインに乗ってサテライトターミナルへ行き、更に搭乗口から機材までバス移動となる。搭乗口に着いたらまもなく搭乗開始の7時40分。香港空港では時間に余裕を持って行動したい。

 

香港空港

搭乗ゲート付近ではあちらこちらで日本語での会話が飛び交い、日本人がたくさんいた。みんなダナンを走る人だろう。なるほど、みんな香港経由でダナンへ行くんだね。

 

香港エクスプレス

座席は前方のF席。ほぼ爆睡していた。猛烈な睡魔に襲われて瞬間的に落ちるが熟睡できずにすぐ目が覚める。そしてまた落ちるの繰り返し。まるで犬みたいだ。

 

ダナン空港

ダナン到着は9時半頃。ベトナムのイミグレをすぐに通過できたことはない。30分はかかっただろうか。それでもまだ10時半くらい。

 

出発ロビーへ移動してHIGHLANDS COFFEEで時間潰しをする。天安門広場への入場予約とか、次回以降の旅の詳細を詰める作業なんかをする。

 

ホテルのチェックインが14時だから、この時間からマラソンの受付へ行っても時間を持て余すと思ったからだ。今回の旅ではこういう休憩の時間を多く取るようにしていて、これが疲労を残さないコツだと分かってきた。

 

HIGHLANDS COFFEE

HIGHLANDS COFFEEではいつもの甘いアイスコーヒーではなく、温かいカプチーノにした。小さなクッキーも付いている。スターバックスと変わらないクオリティで満足した。価格は95K(555円くらい)だ。

 

Grab bikeでマラソンのレースキット受付会場へ

ダナン空港

さて受付会場までどうやって行こうか悩む。ダナンにはバスがない。と言うか、旅行者が集まる海岸方向へ行く路線がないのだ。一般的にはGrab利用が多いらしい。

 

grabbike

せっかくなのでGrab bikeで行くことにした。1人の場合、Grab carだと割高になる。

 

グラブバイク

久しぶりのスクーターは気持ちが良かった。そもそも後部座席に乗ったのは初めてか?

 

ダナン

ベトナムのバイクの多さにはいつも驚かされるが、ダナンではそれほどでもない。運転手の視点で乗ってみると、なるほどそんなに危険ではないと分かる。スピードを出さないし、交通の流れを乱す速度で走る車両がいない。

 

ダナン

ドライバーが途中で路側に停まったので、いったいどうしたのだろうと一瞬訝しく思ったが、直射日光に当たらないようにと、正面の信号が青になる直前まで木陰で待つということが分かった。これにはえらく感動した。ベトナム人のホスピタリティがこういうところに現れる。たった一人の親切によって、旅行者が抱く訪問国への印象がガラッと変わるものだ。私たちも訪日観光客には親切にしよう。

 

ダナン国際マラソン

空港からレースキット受け取り会場までの運賃は39,400ドン≒230円だった。グラブには追加でチップを渡せる機能があるので、下車後に10,000ドンを追加した。

 

ダナン国際マラソン

今週はハーフマラソン参加。フルを選択しなくて正解だったと思う。ダナンはハーフマラソンでも十分楽しめると思う。

 

ダナン

マラソンの受付がすぐに終わり、2km先の宿泊先まで海岸線を歩くことにした。正直言ってリゾートには全く興味がない私だが、ダナンは違う。とてもいい。気に入った。昼から何もせず、酒ばかり飲んでいる連中も多い。私も予備軍なので決して他人事ではないのだが。

 

両替

空港で両替してくるのを忘れてしまったため、ホテルの近くにある表向きはマッサージ店、兼ねて両替商もやってます、みたいな店へ行く。最初、香港ドルは対応していない雰囲気だったが、調べてくれてOKとなった。500香港ドルを両替したら、為替レートとの差異は1.25%程度で済んだ。最近はどの国でも現金をほとんど使わないから、過去に交換した現地通貨はベトナムドンに変えてしまう。ベトナムは比較的現金を使うことが多い。

 

ALANIホテル

ホテルにチェックイン。4つ星ホテルらしく、入口にはドアマンもいる。シャワーを浴びながら下着類の洗濯をする。明日の準備をする。

 

ダナン

16時、夜ご飯に出かける。早めに食事をして20時前には寝たい。

 

そうしたらホテルのすぐ隣にベトナム料理のお店があった。部屋の窓から見下ろすと、お客はほとんどいない。

 

行ってみると客席で店員たちがご飯を食べている。こういうシーンは日本ではなかなかお目にかかれないが、海外ではアイドルタイムによく見かける。彼らが食べ終わるまで注文にも来ない。これで良いと思う。

 

ベトナム

空芯菜を注文したが、これって別の野菜じゃない?他にはタイガービール、ナスを油で炒めたもの、豚バラ肉のグリル、そしてライス。このナスの炒め物は絶品だった。毎日これでいい。でも正直言って多かった。残してしまった。

 

ダナン

部屋の窓から見たダナンの海岸線。部屋に戻る前にコンビニへ寄り、追加のビールとキットカット、それと明日のマラソン前に食べるドライマンゴーを買って帰る。ダラダラして20時に寝落ちした。