こんにちは!やまたび北海道のコモ子です。
ANA特典航空券で行く、広州市、深圳市、香港3泊4日の旅、第2日目。
今日は広州市から深圳市への移動がメインです。多くの人が、香港から深圳市や広州市へ気軽に遊びに行くことができるように、和諧号の体験搭乗の紹介が目的の一つ。
ちなみに私、鉄ちゃんではありません。
人和駅至近のホテルで遅めの朝。日曜の人和駅周辺の様子
海外旅行や登山では、行動時間を最大限に使おうとする私。でも、7月のシンガポールで帰国後にダウンしてしまったので、今回はホテルでしっかり休むようにスケジュールを組んでいます。
人和駅至近のホテルを午前9時にチェックアウト。
今回はアネロのリュックで来たので、荷物の出し入れやパッキングがしやすいです。なので、準備が早い。Amazonで「旅行のためのアネロ」と「普段使いのアネロ」を購入したのですが、結局は普段使いのアネロで来ちゃった。これ正解。
これ、本当におススメです。もう1個買おうと思うほど。
さて、ホテルのチェックアウトをして、人和駅周辺の様子を観察。バイク、自転車、歩行者。生活感が漂っています。
ちなみに中国のホテルのチェックアウトはどこもカンタン。鍵を渡すだけ。デポジットがある場合でも返金後はすぐに解放されます。
10月21日で、気温25度前後。自分もそうですが、街中には半袖姿の人が多いですね。「広州市は秋がない」らしく、この後11月下旬くらいになると、一気に冬になるのだとか。
人和駅の裏手にある路地。飲食店もちらほら。
出たぁ!あのプラスチック製の簡易テーブルとイス。アジアっぽくて好き!
この画像はマレーシアのジョホールバルのものですが、こういう簡単な仕様のものがいいんです。しかも屋外。だから温暖な地域がいいんですよね。
人和駅至近のローカルな飲食店で朝から麺類を食べてみる
地下鉄に乗る前に、朝食を食べることに。
駅前にあるこのお店に決定。完全にフィーリングです。入り口にカウンターがあり、まずはそこでお会計をするシステムみたい。
メニューの簡体字はおおよそ読めるけれど、料理のイメージがわかない、、、
製麺技能士・調理師として、麺類を食わねば!という使命感。
仕事とプライベートは混在しないつもりでも、気になるんだから仕方がないですよね。味は薄味で、麺もストレートで柔らかい。
いつも札幌ラーメンばかり食べているので、とても新鮮で繊細なお料理だと思います。これで12元。安っ!
席に着いたとたんに、停電になるアクシデントもありましたが、店員もお客も動じないところが逞しい。
人和駅から地下鉄3号線で体育西路へ移動。羊城通を購入
昨日買えなかった交通系ICカードの「羊城通」。
人和駅窓口のおネエさんに筆談で。ニコッとほほ笑んでくれました。「中国人=不愛想」という短絡的な印象はよろしくないし、そんなわけないじゃないですか。しかも、広州の人はフレンドリーだって多くの日本人が言っています。私たち日本人の接し方に問題があるのでは?ってまず疑ってみることが大事。
で、購入の仕方。「小姐。我要买一票羊城通。」って言えばたぶん通じるかと思いますが。ヘタレなので、安全確実に筆談、、、
価格は50RMB。
空港とホテル、中心街との位置関係はこんなイメージ。
広州白雲国際空港から地下鉄3号線で人和駅。ここで1泊して、再び地下鉄3号線で広州東駅、中心街の体育西路へ向かいます。
外へ出ると大都会(汗)
体育西路から徒歩で南進すると、黄埔大通(西)にぶつかって、なかなか道路を横断できません。
APM線に乗り換えるか、同じ3号線を乗り換えて、珠江新城で降りたほうが良かったみたいです。
地図で見るとこのような感じ。APM線の黄埔大通から広州塔に向かって歩くのが定番コースみたい。多くの観光客や地元在住者でにぎわいます。
珠江新城から広州塔の眺め。中心街の大きな公園がステキ
APM線の上には地下街があり、さらに地上は公園になっています。札幌の大通公園に水と緑を増やしたようなイメージで、周囲には札幌より遥かに高いビル群が並びます。
正面に広州塔。その手前の左右には、通称で広州西塔と呼ばれる「广州国际金融中心」と、広州東塔と呼ばれる「广州周大福金融中心」。
公園でお水休憩。昨日、キディランドで購入したミッフィちゃんを撮ってみます。旅行でも登山でもEOS KISS X7を持って歩いているけれど、広角で明るいレンズがあれば何でもいいや、というのが最近の考え方。
だからブログ用にはスマホもかなり使っています。いま欲しいのは高スペックのコンデジか、軽くて薄いレンズのミラーレス。
私の旅のスタイルはやっぱり軽くなくちゃ。
広州塔と東京スカイツリーが似ていると聞きますが、ミッフィちゃん、どうですかね?
画角に収まらないくらい広州西塔も東塔も高い。右の広州東塔は高さは530mなので、札幌の藻岩山とほぼ一緒ということですね。すごーい。
広州東駅の地下でランチ。お一人様はフードリパブリックで
さて、珠江新城周辺を2時間くらい歩いてきました。
今日は深圳への移動がメインとなるので、早々に切り上げて珠江新城駅から広州東駅へ。
深圳までの移動は、切符の購入から始まって到着まで2時間くらいはみておきたいところ。駅付近でランチにしようと思います。
日本のデパートでは高層階に飲食店が多いのですが、アジアの国々では、地下に飲食店が集中していることが多いので、まずは地下へ行ってみることに。
「ここ美味しそう!」と思ったチキンライスのお店。人気店なのでしょうか、お客さんが並んでいたので、残念ながらパス。
やっぱりあったフードリパブリック。おひとり様には便利なフードコート。これまでに上海、香港、シンガポール、クアラルンプールで利用しています。安心のクオリティとバラエティ。
たぶん最初にクーポンカードを購入するシステムだと思いますが、微信支付が使えるので大丈夫。
微信支付で決済して、ランチは漢方スープと熱々の釜飯を
何を食べるか悩んで2周くらいした結果、釜飯みたいのを注文。
フードコートで35RMBなら、日本より3割くらい安い感じ。
微信支付は本当に便利です。サッと出してピッと決済。すぐに結果も受信します。もちろんICカードのほうが早くて便利なのですが、スマホを全員が持っているという前提でいえば、2次元バーコードでの決済は普及しやすいのかもしれませんね。
しかもオンラインで自分の銀行口座(中国国内)から、任意の金額をチャージできところがいいかも。
お焦げのついた炊き込みご飯の上に、鶏肉と卵、チンゲンサイ。おそらく冷食だと思いますが、日本にはない食べ物なのが嬉しい。
これに漢方スープが付いてきます。
蓋つきのポットに紙が巻かれてあって、蓋を外すと熱々の漢方スープが。味はお茶のような感じですが、薬膳の香り。これに付属のお塩を入れて味の調整をします。
小さな器ですが、いろんな食材が入っていてグッド。こちらのほうがメイン料理のような感じ。これはいいですね。ハマりそう。
自宅でスープを飲む習慣がないので、冬場に自宅でやってみようかな。
広州東駅から和諧号で深圳へ移動
お腹が満たされたので深圳へ向かうことに。食事のあとはコーヒーが飲みたくなりますが、列車に乗車前にコンビニで調達しましょう。
さて、広州東駅。セキュリティチェックやパスポートのチェック、チケットの購入、どれもスムーズ。今回も筆談ですが、、、
改札の手前ではSIMカードを販売するお店が。香港やマカオだけでなく、タイ、日本、シンガポール、台湾もあるみたい。
ショーケースの中には八達通も。
なぜか私の席だけ向かい合わせのシート。子供とお母さんが向かいに座って足が延ばせない、、、ほのぼのとした移動となりましたが。
和諧号は2等座でもこのスペックで、深圳まで79.5元。札幌から旭川までスーパーカムイの自由席に乗って1,300円、そんなイメージ。安っ!
移動中は車内販売もあり、カットフルーツも売られていました。
深圳羅湖口岸至近の格安ホテル
そして深圳に到着。時刻は17時前。めっちゃ天気がいい!
ちょっとお腹の調子が悪いので、すぐにホテルにチェックインをしてから、移動することにしましょう。
深圳の「深圳华侨大廈酒店(オーバーチャイニーズビルディング)」というホテル。1泊2,500円くらい。スペックが低くて手入れされていないものの、寝るだけだから問題なし。
と思いきや、ベッドが固かった。
部屋からのロケーション。悪くないかも。何より立地が良いんです。
- 羅湖口岸から香港へ行くなら徒歩5分。
- 深圳駅から広州へ行くなら徒歩3分。
- 地下鉄1号線の羅湖駅まで徒歩3分。
- コンビニ至近で飲食店多数。
これで2,500円くらいなら、言うことないと思うんだけど。
さて深圳へ来たので、まず華強北へ出かけましょう。
そうそう、モバイクっていう選択肢もありでしたね。アプリ入れとけば良かったかも。
乗り捨て可能なシェア自転車ですが、地下に乗り捨てって、、、いかにも中国らしい!?
いや、待って。こう言うことって、日本人なら絶対やらないと思いがちですが、日本でも誰か一人がやり始めたら、みんな同じことしますよ、きっと。日本人だからモラルが高いなんて思ったら大間違い。これ、私の持論。
羅湖商業城に立ち寄ってから、地下鉄で華強北へ
地下鉄に乗る前に、羅湖商業城にぶらり立ち寄ってみます。
ここは相変わらずって感じ。どこのお店の店員も、店の前の椅子に座ってスマホをいじっている。
僕はここの雰囲気が好き。何も買わないけれど。
いっぽうでこちらは華強北。来たことがない人にとっては、雑多なイメージがあるかもですが、ぜーんぜん。
ガジェット関係に興味がなくても楽しめます。
たまに「iPhone買わないか?」と声を掛けられたりしますが。
パーソナルモビリティで遊ぶ子供たち。ねえねえ、オジサンにも乗らせてくれないかい?
建物の中はどこもこんな感じ。
欧米人も多いけれど、みんな目的買いで来ている様子。目指すお店へまっしぐら&商談、そんな行動パターンが目立ちます。
目的なくブラブラしている人は少数派。
土地柄なのでしょうか、ファストフードやテイクアウトが多い印象。建物の内部には、このようなフードコートがあることも。
華強北から徒歩で市民中心へ
華強北から福田まで歩く途中、徒歩で10分くらいのところにある、センチュリーパレス一帯。
外資系がたくさん入っていて、何でもある感じです。
広場で歌を唄っている人がいて、人だかりができていました。彼の前には大きめのタブレットがあり、微信支付のQRコードが表示されています。今の中国ではこうやってカンパするのが主流みたい。
位置関係はこんな感じ。ここから福田の中心部まで歩きながら、夜の街並みを楽しむことにします。
途中の公園では踊る人たちも。何かはわかりませんが、現地できっと流行っているのでしょう。
「岗厦站」付近まで来ると、周囲の景色は一気に高層ビル群に変わります。ちょうどイルミネーション(灯光秀)が始まったところ。
灯光秀は遠くで見るのが有名ですが、近くで見るのも素晴らしいんです。
動画はYouTubeでもたくさん公開されていますので、参考まで。