東ヌプカウシヌプリは道路を挟んで対峙している西ヌプカヌシヌプリと標高差が僅か1mで、然別湖周辺の景観を形成している北海道百名山の1つです。大雪山系の中では最も南側に位置し、十勝連峰よりも南になります。日高山脈の北端にある佐幌岳からも直線距離にして30kmくらいしか離れていないのは驚きです。
山頂からは十勝平野を見渡すことができるこの山に、残雪期の4月11日に登ってみましたので、記事にしました。
樹林帯から始まるほんの僅かな山旅
前日は三国峠からユニ石狩岳に登って大満足して帯広で宿泊。せっかく帯広に泊ったのだからということで、翌朝は東ヌプカウシヌプリでの朝活です。
実はこの山は未踏なのですが、札幌から訪れて夏山として登るには、費用対効果が低いと考えて敬遠していたので、ちょうど良い機会です。
台風の影響でルート上に多数の倒木があるため、入山規制がされている最中ですが、バックカントリーのシーズンなので、迂回することが可能と判断しての入山です。
トレースも無数にあり、冬でもこの山の人気のほどが伺えます。
白樺峠を挟んで対峙する西ヌプカウシヌプリの背後には、それぞれ十勝連峰とウペペサンケ山を眺めることができます。どちらの姿もまだまだ真っ白ですね。
コモ子たちは、夏道がある谷地形よりやや北側に進路を取り、岩稜地帯へ出ました。
山頂へは小一時間で到着。冬らしい景色に感動!
標高のわりには山頂部にも木々が多いので、夏は展望が良くないかもしれませんが、この時期は葉がないためか十勝連峰が遠望できました。ランドマークの一つである下ホロカメットク山が見えましたので間違いないと思います。
清水町「とんかつのみしな」さんがおススメ
朝活を終えて、かんの温泉さんのお風呂を満喫した後は、清水町の御影にある「とんかつのみしな」さんへ。
コモ子は「目的」のない外食をしないほうですが、このお店は近くを通ったら必ず行くお店です。今回は定食ではなく、2人でカレーとスパゲティを注文。
やはり裏切らないクオリティ。一応、調理師のコモ子がおススメするお店です。