こんにちは!やまたび北海道のコモ子です。
今日は2018年4月に訪れた、クアラルンプールの旅行記を軽い感じで書いていきます。
実は、以前は旅行記をたくさん書いていたのですが、最近はほとんど書いていないんです。その理由は、主観的なエピソードよりも客観的な視点、かつ読者の方が知りたい情報をまとめることが喜ばれると思ったから。自分の旅行記を書いても、ほとんど意味がないと思うようになったのです。
自己満足な話であれば、断片的にSNSで発信するか、フォートラベルのようなコミュニティサイトで書けばよいということなんですね。
でも、ブログが成長してくると、私が書いた旅行記でも読んでくれる読者さんがおり、書き続ける意味があるのかな、と思い始めました。
自分がブログを書きたい理由には、多くの読者さんに情報提供し、皆さんも活発に遊んで幸せになって欲しいという願いとともに、自分の人生の軌跡を残しておきたい、というところも幾ばくかあります。
SNSや無料ブログサービスは、いつサービスが終了して飛ばされるかわからないので、自分でコストを負担して独自ドメインを取ってでも、記録を残すべきだと思います。
PCに画像だけ残しておくのも良いけれど、エピソードは薄れていくため、やはり文章は必要だと思います。そこで、こうして海外旅行記は残しておくのです。日記もペーパーレス化が進んでいるのかもしれません。
新千歳空港国際線ターミナルへはバスが便利
新千歳空港から直接海外へ行く場合、これまでJR白石駅から電車を使って行っていたのですが、4月に引っ越してからは、大谷地からバスでアクセスするようになりました。
空港バスは国内線ターミナルでほぼ全員が下車したのち、国際線ターミナルまで行ってくれるので、これは便利!
ターミナルに入ってエスカレーターを上がると、到着階にあるローソン付近に出てくるので、さらにもう1つ階層を上がれば、航空会社のカウンターがあります。
さらに、今までは国内線ターミナルのスーパーラウンジまで戻り時間を潰したのですが、国際線ターミナルのエアサイドには、規模は小さいもののロイヤルラウンジがあり、いつもの楽天プレミアムカードが利用できるので、国内線ターミナルへ行く必要は全くなくなりました。
したがって、エアアジアでクアラルンプールやドンムアン、エアプサンで釜山、チェジュ航空やTway航空でソウル、春秋航空で上海へ行く場合はこのパターンが便利なんですね。
新千歳もLCCが多くて便利になったものです。
さて、クアラルンプール行きに乗るのは何回目でしょうか?エアアジアXのクアラルンプール線は、羽田や関西のフライトでは日本人の搭乗率が高いけれど、新千歳は未だ10%未満なのだそう。自分はかなりレアな行動パターンをするタイプなのでしょう。
出発はいつもの66番搭乗ゲートから。搭乗手続きが開始されるなり、一気に行列が出来てかなり混雑するのですが、地上係員の機内への捌きは手際よく、とてもスムーズに進みます。
最近、どこの航空会社もスマホのQRコードで搭乗できるようになったのですが、端末で読み込む際にエラーが出ることが多いため、ペーパーのチケットを発券してもらうべきだと思います。
ただし、チェックインカウンターが開く前に、出国手続きを済ませてエアサイドに入りたい場合は、私もウェブチェックインをします。
さて、クアラルンプールへの長いフライトが始まります。いつものことながら、Amazonのタブレット端末Fire7で、ミッションインポッシブル3作品分を視聴し始めるのですが、結局1作品だけ見終わって終了。飽きやすいんですね、、、
私は長い時間集中して何かをやり続けることが苦手だし、周囲の環境が変わると集中できないことが多いかも。長時間ブログを書き続けることは出来るけれど、機内にPCを持ち込むことはないし、ネット環境にもつながっていないのでオフラインではブログを書くことができないんです。
ブロガーの一部には、海外を移動しながらブログを更新し続ける「ノマドブロガー」がいるのですが、自分にはちょっと無理そう、、、活動を終えてから、自宅でコツコツ作業をする方が圧倒的に捗りそうです。
KLIA2は何でも揃っていて楽しい空港
マレーシア到着直前に流れる恒例のアナウンスが流れると、やっとフライトが終わる!というお疲れモードとともに、「来たぜ!マレーシア」というワクワク感が湧いてきます。
マレーシアは出入国カードや税関関連の書類が無いので、渋滞さえしなければ入国審査は楽チン。
サンダル履きの20代の日本人女性が自分の列に並んでおり、旅慣れた匂いがプンプン。今の自分は、2か月に1回程度の海外渡航で、日数も3日~4日程度の弾丸旅行だけど、もう少し頻度と日数を取れる旅がしたいと思います。
私は預ける荷物がいつも無いので、素通りして税関もスルー。
エアアジアCTS→KUL線の機内食は、アドオンで500円で食べられてミネラルウォーターも付くのですが、離陸直前に空いている席へ座席移動をすることが多いので自分は頼まないようにしています。
また以前あったのですが、3列シートの真ん中の席が割り当てられ、両脇の人も機内食を食べると、とてもじゃないけれど狭くて食べられたものではないし。
水は自販機であらかじめ2本も購入すれば十分。普段、クレジットカードと電子マネー、紙幣を数枚しか持ち歩かないので、新千歳のエアサイドの自販機で水を購入すると、お釣りに硬貨が出てきて重量がかさむので困ります。だから、新千歳で出国後に水を買う分の300円程度は持つようにしています。売店だと電子マネーで買えますが、ちょっと高いみたい。こうやって文章を書いていて、自分って何てセコい人間なんだと反省、、、えへ。
機内では、今回も中華系のマダムからシートの交換を頼まれたので、快く了解しました。BのCenter seatだったが、GのAisle seatになってラッキー。隣はマレー人のようでした。
ということで、17時にクアラルンプールへ到着するとお腹はペコペコ。時差もあるので、日本時間の18時くらいまで食べていない計算になります。マレーシアは日本より西に位置するので、風が強ければ到着が遅れることもしばしば。もちろん今回もでしたね。
さて、KLIA2にはフードコートの「Quizinn」があるので、最近は到着後と出国前に必ず立ち寄るようにしています。だいたい市価と一緒なので500円もあればお腹いっぱい食べることが出来るんですね。
バッゲージクレームを出たら、すぐ右のエスカレーターで1階層上へ。新千歳空港より詳しくなったかもしれません。
フードコートはとても開放的。ここでは、いろんな国の料理が楽しめるので、全部見ていたらかなり迷ってしまいますよ。パッと決めてサッと食べるが基本。それが日本男児ってもんじゃないですか。到着早々、空港でダラダラしている必要は全くないですね。
あー、あれも食べたいこれも食べたい。食欲があるのは元気な証拠。いや、ただお腹が減っているだけかもしれません。
国際空港だけあって、メニューには、全てに画像や番号が振られているので、指さし注文でOKです。決済も現金でOK。マレーシアリンギットは小銭をあまり使わないので、外国人でも使いやすい通貨だと思います。
偏食がちなので、単純なメニューを好む自分がいます。
お腹を下さなさそう、というところも選択のポイント。加熱がしっかりされているものでなければならない。
では、現地人のお腹が強いのか、と言えばそうではないと思う。一般生菌数が7乗や8乗のオーダーになればやっぱりダメだろうし、食中毒菌に汚染されていればやっぱりアウトだと思います。
スーパーやコンビニで食品を購入するときは、職業がら、裏面の一括表示は見るようにしていますが、実のところ、HACCP認証が取られた製品は日本より海外の方が多く目にする印象ですね。無論、FSSC22000なら間違いないでしょうが、各国政府で定めたHACCP認証でも安心だと思います。
また、マレーシアのようにイスラム圏の国では、ハラール認証が大切になってくるので、食品の衛生管理基準や、作業者の意識が高いというイメージがあります。
ちなみに海外での食当たりは2回。バンコクの空港で購入した「北海道ロールケーキ」(生クリーム)と深センのデパ地下で購入した「カットマンゴー」。どちらも食品工場で作られたようなものではなかったので、作業者の衛生管理や保存状態でしょうか。それともたまたま調子が悪かっただけかも、、、
KLIA2は本当に楽しくて、何でも揃っています。最近の日本の空港のように、何らかのテーマがあるとは思えないけど楽しい。
今回は日本へ帰る帰国便の時間が遅く、マラソン後で疲れて歩きたくないと思うので、早めに空港に到着してラウンジでダラダラ過ごそうと思います。
KLIAエクスプレスは運賃が高いですね。新千歳~札幌間の快速エアポートで座席指定するのと同じくらいの料金と言えばわかるでしょうか。
次回乗車としたら、相当急ぐときか自分が大金持ちになった時、または特別なレディと来るときくらいかも。
いくつかの駅に停車するKLIAトランジットは、ピンクモスクを訪れるときに利用すると思います。次回、クアラルンプールを訪れるときになるかと思います。
何でも揃うスーパーマーケットもあります。
価格もリーズナブルなので、最近の職場へのばら撒きみやげは、いつもここで購入します。今回購入したチョコレートは70粒くらい入っていましたが、9リンギットでお釣りがきました。セントラルマーケットより格安。買い物上手?セコいだけ?
ちなみにこのスーパーの中には、イートインコーナーがあり、ステーキを食べることも出来るみたいですよ。
KLセントラル行きのバスに乗るには、空港の出口付近にあるファミマの横からLevel1へ下ります。長いスロープのエスカレーターになっていますので、大きなスーツケースでも大丈夫。
おっ、今日は空いているじゃない。
やる気がなさそうに見えるけど、実際はハキハキした元気な窓口おネエちゃんに「K・L・セントラ~ル、プリーズ♪」と笑顔で告げておもむろに12リンギットを手渡します。隣のブースのおオネちゃんと談笑しながら、目も合わさずにレシートを渡さます。こういう雰囲気は嫌いじゃないです。日本なら腹を立ててすぐにクレームになりそうですが、、、
私も長いことサービス業に従事してきましたが、人間はいろんな性格の人がいるのにもかかわらず、一律で同じレベルの接客サービスをしよう、なんていうこと自体に無理があると思いませんか?
ここで強調すべきは、同じレベルの接客サービスと同じ言葉遣いや振る舞いが同意語になっていること。世の中には優しい穏やかな性格の人もいれば、言葉遣いが乱暴でサバサバしているけれど的確な仕事をする人だっているんです。日本ではそれを画一的に感じが良い、人当たりの良い接客ばかりを求めている気がしてなりません。日本が誇る「おもてなし」についても、本来あるべき「おもてなし」とはどういうものか、について一考の余地ありです。
KLセントラル行きの空港バスは自由席です。トランクケースに預けるスーツケースが無いのでササっと乗車。満席になるまで出発しない傾向があり、時間も1時間くらいかかるので窓側を取った方がいいです。エアコンきつめなので、苦手な人は対策が必要です。
KLセントラルに到着したら、いつもの定番コースへ
バスに揺られて約1時間半。夕方だからでしょうか、全体的に渋滞したのでいつもより時間がかかりました。直行でマラソンの受付に行こうと思っていたのですが、受付時間が20時までなので明日に延期しましょう。
バス乗り場から階段を上がればKLセントラル駅。エスカレーターもありますが故障中。こういうところは東南アジア全般にありがち。
まずは駅直結のNUセントラルへ。ちなみにここの上層階にも、空港と同じQuiz Innというフードコートがありますが、空き物件も多いです。NUセントラルには、マレーシアのチェーン店は飲食物販問わず何でもあり、さながらイオンみたい。そういえば、マレーシアには以前からイオンが進出していますが、まだ一度も行ったことがないかも。
さて、最初にここを訪れるのは両替が目的です。
NUセントラルのお得な両替所
最下層に2軒ある両替所のうち、ここはいつも混んでいます。レートが最も良いという情報が、各国の旅行者に知れ渡っているのでしょうね。日本人も多く見かけます。
私はいつもここかな。こっちの方が空いています。レートは見るだけ無駄。いつ来ても問題なくお得です。どうせ1万円くらいしか両替しないですし。
マレーシアで1万円もあれば、私の場合1日3回外食したとしても、1週間は暮らせるかな。もちろん宿泊費は別ですけど、、、
となりにATMが数台あって、そこも行列が絶えません。マレーシアはあまりキャッシュレス化が進んでいない印象。
セルフキオスクで交通系ICカードにチャージする
ついでに交通系ICカードのチャージも。でも相性が悪いのか操作が間違っているのかわからないのですが、チャージができません。結局、MRTのチャージ専用の機械でチャージができたのですが、、、ちなみにマレーシアではチャージとは言わず、トップアップと言うみたい。
別の記事でも書いたのですが、外食したりコンビニやスーパーで買い物をしたりするたびに、マレーシアリンギットの硬貨がどんどん増えていくので、交通機関を利用するときに、小銭を吐き出していったほうが良いと思います。
券売機が混雑しているときだけ、ICカードを利用するのがベター。チャージに手数料もかかりますしね。
モノレールでクアラルンプールの繁華街ブキッビンタンへ
NUセントラルから駅へ戻ってMRTに乗る場合、MRTの構内までの移動時間かなり時間がかかるので、モノレールでブキッビンタンへ行くことに。いつもは混雑する「おもちゃ列車」(親しみを込めて勝手に命名)ですが、珍しく車内は空いていました。
それにしても、やっぱり空港で半ズボンに履き替えるべきだったと後悔しています。暑い、、、
ただ、ある程度服装がしっかりしていると、それなりに扱われることが多いので、ユニクロの「感動パンツ」にボタンダウンの速乾性シャツかポロシャツが最近のスタイル。空港ラウンジやホテルでも違和感なく通用します。
夕食はアロー通りで屋台メシ。開放的でビールも飲めます!
いつものように定番のアロー通りへ。この雰囲気が好き。基本的にひとり行動が好きだけど、こういうところでお酒を飲むときは、誰かと一緒の方がいいかも。気軽に声をかけて仲間に入っていけるほど、人当たりが良い性格でもないので、、、
居酒屋に一人で飲みに来ている感覚に近いけれど、お祭りみたいな雰囲気が楽しいです。ここは、観光客相手のベタな屋台村なので、私のように旅の初級者には利用しやすいですね。
猫山王はいつも食べ損ねているのですが、今回もそう。クアラルンプールへは年に2回くらいのペースで遊びに来ているので、またそのうちでもいいでしょう。
宿題を持って帰ると再訪する理由になりますしね。
ビールとつまみで夕食にします。今回は提供までずいぶんと待たされました。ビールの2杯目をおかわりしたいくらい待たされました。
おそらく販売数がCランクのメニューなのでしょう。自分も飲食店勤務が長かったので、内情はよく分かっているつもり。そういうメニューを注文した自分が悪いかも。売れ筋の定番メニューにしておきましょう。
ドライフルーツの量り売りもされています。試食が出来るので片っ端から食べてみたのですが、これが結構美味しい。ドライフルーツは日本で購入すると高級品の部類。しかも品目が限られます。登山やマラソンの行動食に最適ですし、普段の体調維持にも役立ちます。
次回は大量に買い付けてみようと思います。
個人的には、お客として店のディスプレイを見るより、店員さん側からお客さんを見る方がしっくりきたりして、、、
ブキッビンタンからKLCCまではスカイウォーク利用で徒歩移動
アロー通りでは「もう1本ビール飲まない?」と売り子さんに勧められましたが、1月のホーチミンで酔っぱらってケータイを紛失した挙句、盗まれた一件もあるので自粛。ちょっとだけ成長しました。
ほろ酔いでブキッビンタンのランドマークであるパビリオンへ。22時を過ぎているのにこの人出です。日本に今足りていないのは、こういう活気が必要だと思います。少子高齢化社会では早寝早起きにシフトするのが必然なのでしょうか?それとも暑いから夜行性なだけ?
いずれにせよ、日本をもっと活気付けたいですよね。そのためには一人一人の行動力だ大事だと思います。職場と自宅を行ったり来たりのルーチンに加え、仕事が終わったら直帰しないで出かけるような社交性とパワーが必要ですよね。
今までパビリオンの内部構造がイマイチわかっていなかったのですが、今日初めて理解できました。ここの吹き抜け通路を突き抜けるとKLCCへ行けるですね。えっ?そんなことも知らなかったのって?
スカイウォークを歩いてKLCCへ到着。近くに寄って写真を撮ろうとしていたら「今日はもう終わりだ」的な感じで警備員に制止されました。確かに22時くらいになっています。
さらに物乞いの女性が現れ「お金を恵んでください、子供たちが腹を空かせて待っているのです」ときた。「英語が理解できない」と突っぱねたのですがが、しつこいので0.5リンギット硬貨を渡すと「たったこれだけか、紙幣はないのか」とちょっとふて腐れて去って行ったのでした。
今の日本は最低限の生活が保障されているためか、私が幼い頃に街頭で頻繁に見かけた物乞いはいなくなったようですが、諸外国ではかなり見かけることがあります。貧しい人から直接寄付を要求されたとき、どのように接すればいいのか、そんなことを考えるのも、旅のスパイスで印象に残ります。
さて、KLCCからLRTで再びKLセントラルへ戻ります。今回の宿はKLセントラル至近のホテルです。
なお、クアラルンプールへ初めて訪れる方に向けて、基本情報をまとめた記事を書いていますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
1泊2,500円ですが、ホテルには入り口に警備員がいて、キングサイズベッドでシャワーもしっかりお湯が出ます。このクオリティは、前回チャイナタウンで泊まった安宿より高く、しかも安いですね。
ちなみにクアラルンプールはホテルが安いと言われています。現地で家を借りるくらいなら、ホテル暮らしのほうがいいかもしれません。
でも、深夜にエアコンがストップしてしまい、大汗をかいて目が覚めたのですが、、、