更新日2019年8月14日
こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。
この記事では、北海道内にある日本百名山に該当するいくつかの山について、ライブカメラへのリンクを集めています。
まず、環境省自然環境局生物多様性センターのホームページにアクセスすると、インターネット自然研究所ライブ画像というリンクがあります。ここでは全国各地の国立公園に設置されたライブカメラの映像が配信されていて、一部の山の状況が確認できます。出かける前に現地の状況を確認しましょう。
リンクはすべて、インターネット自然研究所(外部サイト)のHOMEになりますので、そこから該当する地区をクリックして進んでください。
- 羅臼岳(知床半島・羅臼の山々)
- 斜里岳(濤沸湖と斜里岳)
- 利尻山(サロベツ湿原センターからみたサロベツ湿原)
- 羊蹄山(洞爺湖温泉から見た洞爺湖)
- 大雪山旭岳(大雪山旭岳)
- カムイヌプリ(摩周岳)と斜里岳(第一展望台からみた摩周湖)
について、確認することができます。曇っていると本来どこに山が見えているのかわからないため、山の見え方のサンプル画像を紹介しています。
出典もとは「インターネット自然研究所(環境省生物多様性センター)」さんですが、インターネット自然研究所の国立公園野生生物ライブ映像のうち、環境省の所有でないカメラから取得された画像(大雪山旭岳)もあります。
なお後半には、北海道開発局で提供されている「火山リアルタイム情報」へのリンクも紹介しています。こちらは、
- 十勝岳(十勝岳直轄火山砂防区域)
- 樽前山(樽前山直轄火山砂防区域)
について、画像を確認することが出来ます。
羅臼岳と知床連山、登山道(羅臼コース)
日本百名山で知られている羅臼岳と知床連山の一部が確認できます。
カメラの設置場所情報では「羅臼町礼文町32-1」とありますので、羅臼テレビ中継局付近と思われます。この場所は羅臼岳のメインコースであるウトロ側の登山口(木下小屋)とは反対側となり、羅臼岳山頂までの直線距離は概ね8.42kmです。
なお、三ツ峰を見通した線の下にもうひとつの登山道(羅臼コース)があると考えていいでしょう。
「知床半島・羅臼の山々」(外部リンク)
斜里岳
こちらは斜里岳のキャプチャ画像です。右手には標津岳周辺も確認できます。
ほぼ海抜0mに近いので、雲のかかり方だけではなく天気もよくわかるでしょう。方角は北西からの映像で直線距離でおよそ35.5kmあります。
「濤沸湖と斜里岳」(外部リンク)
羊蹄山
利尻山
豊富町のサロベツ原野から、海を渡った利尻山が確認できます。
ライブカメラの位置は利尻山から東南東側のサロベツ湿原センターに設置されており、山頂までの直線距離はおよそ37.1kmあります。
サロベツ原野からみたサロベツ湿原(外部サイト)
大雪山旭岳
大雪山系の主峰旭岳の様子を確認できます。
標高約1,600mの姿見駅付近からの画像です。画像では晴れていても、下界が曇っている可能性もあります。
このライブカメラの良いところは、時間別、日別、月別で見ることができるところ。過去の画像から晴れる確率や初雪、紅葉などの状況を分析し、好条件に恵まれそうな日にちを割り出して山行計画を立てられるところです。
方角は概ね西からの映像で山頂までの直線距離はおよそ2.2kmです。
大雪山旭岳(外部サイト)
北海道開発局の火山リアルタイム情報
国土交通省北海道開発局の火山リアルタイム情報でも、ライブカメラの画像を提供しています。
静止画ですが、24時間いつでもリアルタイムの画像を見ることができるので、天気予報と併せて利用すると、とてもかなり役立つと思います。
活火山の警戒監視という防災が主目的ですが、使い方によっては安全な登山に寄与するでしょう。人命を守るために役立てる手段と考え、広く活用すべきだと考えます。
樽前山ライブカメラ
1時間程度で移動できる距離にお住いの方であれば、山頂付近の天候を最終チェックできますね。
樽前山は標高が低いので利用価値が低いようですが、冬季は札幌市内とはまったく異なる天候であることが多いため、恵庭岳や漁岳、白老岳などに登る方にも参考になるかもしれません。
樽前山ライブカメラへのリンクです。苫小牧市と白老町の境界付近からの映像も確認することができます。
十勝岳ライブカメラ
このカメラの映像では、晴れている夜に素晴らしい星空を見せてくれます。
ちなみに、もう少し上部にある望岳台避難小屋からの映像も見られますので、ガスのかかり具合の参考になるでしょう。
十勝岳ライブカメラへのリンクです。