せっかくの日曜日で晴れているけれど、前日に職場の宴会があって朝起きたらもう7時過ぎ。
シーズン初めての山歩きで、体力的にやさしい山からスタートしたい。
初心者を連れて山に行きたいけれど、塩谷丸山や樽前山の他にどこか選択肢はないかしら?
なんて場合にお勧めしたいのが穂別の坊主山。
山頂部がすっきり開けていて、夕張岳や北日高が間近に見える展望の良い山です。
今日はそんな穂別坊主山に訪れてみた話です。
少々お付き合いくださいませ。
札幌から2時間くらいで登山口へ
コモ子は先ほどの最初のパターンで、前日に職場の宴会があったために遠くの山へ出かけられない状況でした。
そこで、今日は札幌を9時出発で穂別坊主山へ。
高速道路を使わずに国道274号を経由し、林道をゆっくり走っても11時には登山口へ到着できました。
この山は、北に位置する夕張岳や、東に位置する北日高の山々を間近に見ることができるので、太陽の位置を考慮すると午前中より午後の方が景色が良いかもしれません。
平日で登山口には車が1台もないので、今日も静かな山旅になりそう。
靴は、秀岳荘さんで先日購入したスピードクロス4で出発です。
この靴、しっかりホールドされていて、グリップもよくいい感じです。
サイズはいつものサイズより0.5cm大きめで大丈夫かな。
とても歩きやすくて、心地良い登山道
両脇が笹で覆われているので、登山道の整備が行われてから時間が経つと、ちょっと歩きにくくなるかもしれませんが、今日はとてもスッキリとしています。
登山道上には雪が無く、両脇の笹もまだ完全に起き上がっていないので、咲いているお花がかなり目立っています。
僅か30分くらいで山頂が見え、この山がなぜ坊主山のなのかがわかるような景色。
山小屋坊主でゆっくり過ごしたい
残雪の夕張岳が視界に飛び込んできて、思わず声を上げてしまいます。
まだ歩き始めて40分くらいしか経っていないけれど、山頂はまもなく。
ここにとても立派な小屋があり、中もきれいに整備されているんですよ。
縦走コースでもなく、間違いなく日帰りのハイキングコースですが、あえてこの小屋に宿泊して山にどっぷり浸かるのもアリかもしれないですね。
夏の訪れを感じる山頂付近の小さなお花畑
山頂への最後の登りから振り返ると、まだ真っ白な山が2つ。
先日登った無意根山とその右に余市岳。
さらに遠くには羊蹄山とその手前に恵庭岳。
山頂周辺は小さなお花畑になっていて、初夏の雰囲気です。
残雪の山々を楽しみたい
夕張岳も素晴らしいですが、幌尻岳もとてもきれいに見えます。
さらに1か月くらい早ければ、北日高の山々も真っ白に見えるでしょうね。
紅葉に浮かぶ初冬の北日高の景色も見てみたいところ。
林道脇にタラの芽がたくさん…
千歳が近いので、飛行機を眺めながら山頂でプリンをいただきます。
30分くらいで下山、手軽で楽しい山旅。おススメです。
ぜひ一度訪れてみたくださいね!
おまけ)
帰り際、林道脇にタラノキが多かったので、新芽を摘んでパスタにしてみました。