こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。
今日の話題は、中国広州市の上下九歩行街。
とても楽しい場所だったのでこの記事でご紹介します。
広州市は常在人口が1,400万人を超える中国3大都市の一つで、香港から日帰りできる距離。
でも残念ながら、日本のガイドブックにはほとんど紹介されていません。
知名度も北京や上海に比べれば圧倒的に低い感じ。
それを裏付けるかのように、日本からの航空便は直行便がほとんど就航されていないですよね。
でも街並みが美しくて、気候も温暖、人も優しくても魅力溢れる街なんです。
その街に上下九歩行街という、現地ではとても有名な商店街があります。
広州市の街中にあり、散策時間も僅か2時間くらいで十分に楽しめるんですよ。
北東アジアの旅行の定番として、台北の士林市場や九份、ソウルの明洞、釜山の南埔、上海の豫園、香港の旺角などなど魅力ある名所がたくさんありますが、上下九歩行街も、それと同じくらい面白い!
香港が大好きで何度も行っているけれど、深圳や広州にはほとんど行ったことが無い方、この機会に是非どうぞ。
なお、広州市の夜景についても下記のエントリーでご紹介していますので、併せて参考にしてみてくださいね。
香港の夜景はどこが一番?ちょっと待って、電車で行ける深圳や広州の夜景もおススメなんだから!
上下九歩行街への行き方
上下九歩行街への最寄りの駅は、地下鉄2号線の「长(長)寿路」駅です。
地下鉄2号線は中心街の「体育西路」で乗換えをすればOKです。
中国本土では、基本的に公共の案内板などは簡体字表記。
少しだけ勉強して識字できるようになっておくと、旅がかなり楽になります。
中国本土での旅行は、台湾や香港よりちょっと手ごわいですからね。
地下鉄の长寿路駅の改札を出ると案内板があります。
D2出口から外に出ると、上下九歩行街へ出られますよ。
长寿路駅の地上には、恒宝広場というショッピングセンターがあり、ここには日本でよく見かけるスーパー、マックスバリュも入店しています。
ここの目の前を南北に走る宝华路を南下するあたりから、上下九歩行街への道が始まります。
夕暮れ時から夜にかけての時間帯が楽しいので、17時くらいを目指してやって来るのがいいでしょう。
グーグルマップで確認すると、スタート地点の长寿路駅はこの辺り。
恒宝広場から宝华路を南へと進んでいきます。
上下九歩行街を歩いてみよう!
宝华路はちょくちょく自動車が通行しますが、歩行者のほうが圧倒的に多いです。
とにかく歩行者が多いので道に迷うことはないでしょうが、車や自転車、特にバイク並みの速度で走る電動自転車が多いので、注意が必要です。
私、危うく自転車と接触して病院送りになるところでした。
なるべく歩道を歩きましょう。
上下九歩行街には、カットフルーツやジュース、タピオカドリンクを売るお店が数多くあります。
地元の女子達にも人気があるみたいですね。
どこのお店にもQRコードが表示されており、スマホでQRコードを読み込んで決済する方法が主流です。
事前にWeChatまたはAlipayをインストールして、すぐに使えるようにしておきましょう。
さて宝华路を南に歩いて行くと、T字路に突き当たります。
ここを左折すると、道の名前が第十甫路に変わります。
スマホの百度地图で位置確認するときには、事前に道路名を知っておくと有利。
第十甫路をしばらくまっすぐに進んでいくと歩行者専用の道路となり、そこから上下九歩行街となります。
臭豆腐と言えば湖南省の長沙市が有名。
臭豆腐のお店が点在し、地元もしくは中国国内の旅行者が多いことが伺えます。
日本人は敬遠しがちですが、一度はチャレンジしてみたいところ。
ちなみに臭豆腐の強烈な臭いは、揚げる過程で発するんですって。
この画像は上海で食べた臭豆腐ですが、上下九歩行街で主に売られている長沙臭豆腐は、黒いタイプ。
こういう商店街の楽しいところは、やはり食べ物ですよね。
いたるところで、大きな串に刺された揚げ物などが売られているので、お腹が空いているときに来たらヤバいかも、、、
歩行者専用の上下九歩行街。でも自転車には気を付けて
さて、ここから上下九歩行街へ。
がだんだん増えてますます賑やかになっていきます。
国慶節が終わった10月後半の平日。それでもとにかく人が多かったです。
週末は大変かも、、、
建物の中に入ると、フードコート形式の美食街も点在しています。
ガッツリ食事をしなくても、ちょっと小腹が空いたときには便利。
場内は座るところがないくらい混雑していますが、ドリンクや果物を買って、ちょっと一休みするのもいいでしょうね。
さて、上下九歩行街の中央にある上下九広場に到着です。
ここを中心に人が集まっており、お店もたくさんあります。
マクドナルド、許留山、スターバックス、サイゼリア、味千ラーメンなどお馴染みのお店も。
反対側にも宝石店やアパレル、雑貨屋さんなどがあり、ちょっと雑然としたところに華やかさを感じます。
この広場が最も明るいので、お友達との撮影ポイントかも。
歩行街の奥には、行列が出来る臭豆腐のお店がありました。
左にも臭豆腐のお店があるのですが、こちらはざっと30人くらいが並んでいます。
たぶん私が食べても、人気の理由がわからないと思うので今回は見てるだけ。
ここまで歩いたらスタート地点の長寿駅へ引き返します。
もちろん、さらに南下して文化公園駅から地下鉄に乗ることも可能。
日本人にはちょっとだけ違和感を覚えるメイソウ。
マレーシアやタイ、カンボジアにもお店がありますが、上下九歩行街でも2~3店舗見かけました。
人気あるみたいですね。かなり賑わっています。
人気の上海生煎包のお店。香港にも尖沙咀や中環に有名店がありますよね。
私も香港マラソン参加のとき、2回ほど食べてみました。
香港マラソン2019|ついでに深圳と香港の夜景、上海生煎包と旺角街歩き。香港滞在45時間旅行記
中からジュワっと出てくる肉汁がたまらない!
蒸した小籠包とは違った食感を、ここ広州市内でも楽しめます。
気になるトイレの話。
宝华路の途中で見つけた看板は一つ。
でも上下九歩行街の中には飲食店もたくさんありますし、大きめの集合店舗も点在しているので、きっと困らないと思いますよ。
いかがでしたか?
上下九歩行街について紹介してみました。
多くの人で賑わっていて、ちょっとレトロな雰囲気もあり、テンションが上がること間違いなし。
裏路地に入るとローカルな一面も見られますので、翌朝に裏路地メインで歩いてみるのも面白いですよ。
香港の旅行のついでに、広州市へもぜひ足を延ばしてみてくださいね。