韓国ソウルで格安に宿泊する方法、ソウル駅から至近の「シロアムサウナ」を紹介します。
韓国ソウルは、日本から近いこともあって頻繁に遊びに行かれる方が多いと思います。でもそういう方にとっては、航空券や宿泊費を抑えたいのが本音。最低限の滞在費で何度もリピートすることのほうが、きっと重要なんですよね。
日本のように、ネットカフェやカプセルホテルなどで安く済ませられたらいいな、と思う方にはゲストハウスの利用が最適ですが、ゲストハウスは事前に予約が必要ですし、チェックインのクローズ時間がやや早め。
そこでもっと気軽に利用することができて、開放的で余計な気遣いをしなくて済むような場所として、チムジルバンが選択肢に入ります。
チムジルバンはお風呂やサウナに入れて、日本円で1,000円程度から利用できるところもあり、しかも予約不要。
さてこの記事では、日本人を始め外国人の利用者も多いソウル駅至近の「シロアムサウナ」について、
- ソウル駅からのアクセス方法と現地での受付方法
- 受付後の流れと館内での過ごし方
について簡単にまとめました。情報は2019年10月、4月、3月、2018年3月に利用したときのものです。これから滞在計画を立てる方の参考になれば幸いです。
なお、2019年3月に、龍山駅至近の「ドラゴンヒルスパ」と梨泰院駅至近の「梨泰院ランド」を、2019年5月には江辺駅から近い「江辺スパランド」も利用してみましたので、こちらの記事も併せてお読みいただき、比較検討してみてください。当サイトではシロアムサウナを推奨します。
*ドラゴンヒルスパのレビュー記事
【ドラゴンヒルスパ】韓国ソウル|チムジルバンの利用方法|龍山駅至近で便利!だけど仮眠や宿泊はおすすめできません
*梨泰院ランドのレビュー記事
【梨泰院ランド|ソウル】チムジルバンって宿泊にはどうなの?本音を話してみる
*江辺スパランドのレビュー記事
江辺スパランド|とっても清潔でおススメ!韓国ソウルのチムジルバン。お泊りはどうなの?
*松島(ソンド)ヘスピア(釜山広域市)のレビュー記事
【韓国釜山 松島(ソンド)ヘスピア】行き方や滞在について|24時間営業だからホテル代わりもOK!海を眺めながら大きなお風呂とチムジルバンでゆっくり過ごそう
*宮殿ラベンダー(大邱広域市)のレビュー記事
宮殿ラベンダー|韓国大邱空港に夜遅く到着してもバスで直行できる便利なチムジルバン|行き方と利用方法
ソウル駅からシロアムサウナへのアクセス方法と受付の流れ
ソウル駅にはKTXや空港鉄道、地下鉄1号線や4号線など乗り入れているので、駅構内が広くてやや複雑です。シロアムサウナへ行くにはいくつかのパターンがありますので説明します。
1.遊歩道「ソウル路7017」を通ってシロアムサウナへ行く方法
空港鉄道でソウル駅に到着したときや、地下鉄でソウル駅へアクセスした場合、地下道を歩いて任意の出口から地上へ出るのが一般的です。
シロアムサウナを利用した方の多くの記事では、駅に隣接するロッテマートからの行き方について書かれていることが多いのですが、ここでは夜遅くに到着した場合を想定し、線路を跨ぐ遊歩道「ソウル路7017」からアクセスしてみたいと思います。
駅からソウル路7017へ行くには、地下道を歩いて2番出口から地上に出るとソウル駅の北東側に出ます。
さらに少々北側に歩くと左側に交番があり、上部に線路を横断する遊歩道「ソウル路7017」が架かっているのが見えます。
この遊歩道へはエレベーターやらせん階段で登ることができ、イルミネーションでライトアップされ、実はちょっとした観光スポットにもなっています。ここからシロアムサウナへ向かいます。
天候の悪い日にはお勧めできませんが、遊歩道を使って駅の西側に出ると、シロアムサウナの目の前に出るので便利です。
昼間でも看板がライトアップされているので、遊歩道からハッキリ確認できます。この遊歩道は夜間でも警備員が立っていますので、女性のひとり歩きでも心配は要りませんよ。
夜だともっと目立ちます。近くまで来ると日本でお馴染みの温泉マークが見えますので、確実にあそこだ!とわかります。
この辺りは、明洞などがある駅の東側一帯より寂れた雰囲気があり、完全に駅裏というイメージですが、韓国の治安は日本とほとんど変わらないので安心して大丈夫。
ちなみにキャリーバッグを引っ張っていく場合、最初はエレベーターを利用してソウル路7017へ登れるのですが、シロアムサウナ側では階段を下りなくてはならないのでちょっと苦労するかもしれません。
2.ロッテマートの間を通ってシロアムサウナへ行く方法
次は定番。ロッテマートの間から駅の裏側(西側)に行くルート。
繰り返しますが、こちらのほうが定番ルートで近道。明洞から地下鉄4号線でソウル駅に着いた場合や、東大門辺りから地下鉄1号線で着いた場合にも便利です。
西側に向かって歩くと駐車場への入口があり、幅広い階段を下りて駅の裏手に出ると、ミニストップがある交差点に出ます。
横断歩道を渡ったところが広場のようになっていますので、右手に進んでいくとシロアムサウナが見えてきます。もう一度横断歩道を渡って到着。
なお、シロアムサウナのすぐ近くにもコンビニのGS25や、飲食店がいくつかあります。
3.空港鉄道から直行する場合は15番出口が近道
最後に空港鉄道から直行する場合について。
空港鉄道はそもそもソウル駅の西側から乗降します。そのため電車を降りたら、そのまま地上へ向かって垂直に上がり、15番出口から駅の外に出ると近道です。
外に出て右に向かって歩くと先ほどのロッテマートの辺りに着くので、交差点を渡って広場に出ます。あとは一緒です。
シロアムサウナの受付について
さてサウナの手前にはゲートがあり、坂を登るとサウナの入り口に到着します。ゲートをくぐらずに直進し、最初の交差点から道路を上がっても一緒。入り口は右側にあり、ドアを開けて中に入ると受付があります。
受付前の小さなロビーには椅子が並べられていますので、カップルやご夫婦で利用する場合などは、チェックアウト時の待ち合わせ場所に便利です。
1.まず最初に入館料を支払う
受付では、まず入館料を支払います。料金表を見ると、ここ最近で値上げしたことがわかります。以前は15,000ウォンで利用できたはず。
お泊りの場合、館内すべてを利用することを前提に料金を支払います。
基本料金で利用できる時間は最大12時間と決まっていますので、早い時間帯に入店する場合は、あらかじめ退出時間を考慮して入店しましょう。
受付では、私のように朝鮮語が話せないどころか英語すら残念なレベルの場合、次のように伝えましょう。
「ナイト、ワン、アダルト」これで十分です(汗)
臆せず笑顔で大きな声で!これであなたもナメられないはず。心の中で「この日本人、バカだなねぇ」と思われるかもしれませんが、、、
20時以降に入店する場合は、自動的に深夜料金が適用されますので、この場合は「ワン、アダルト」で大丈夫です。
支払いは現金かクレジットカードにて。韓国では基本的にどこのお店でもクレジットカードが使えますので、現金が無くても大丈夫です。
ちなみに私は今回、LINEPayカード(デビットカード)を使用しました。
当日レートが1円=10ウォンでしたので、決済額1,760円のうち利用料1,700円と手数料60円という内訳になります。
LINEPayは決済額がすぐに確認できるので便利。しかも2%還元(2018年6月以降変更あり)というのがお得。
【追記】2019年3月に利用したときにもLINEPayカードを利用。「春の超Payトク祭」期間中で、20%還元が適用されるはず。
ちなみにシロアムサウナはフリーWiFiが利用できるのですが、2018年に利用したときは、ほとんど繋がりませんでした。でも、その後2019年3月に利用したときは、5階の仮眠室ではサクサク繋がりました!
*追記 その後の2019年4月滞在時は、再びほとんど繋がりませんでした(涙)
なのであまりアテにせず、初めからSIMカードを持っておいたほうがいいでしょう。韓国やタイ、香港、台湾のSIMは、Amazonでもたいてい1,000円未満で購入可能。現地で100円とか200円得するくらいのレベルなら、旅行前に国内で調達しておいた方がいいですよ。
最近は、kkdayとかklockといったアプリで事前に購入予約をして、現地でQRコードを見せて受け取る方法も便利でしかも割安。T-moneyなんかもこうやって受け取ることが可能。
さて受付で入館料を支払ったら、館内着とレシート、チケットを渡されますので、それを持って男女別の入り口へ進みます。
2.靴を脱いでシューズロッカーに入れる
さて、話を戻します。
受付で支払いを済ませると、右側が女性、左側が男性の入り口になります。とっても丁寧に3か国語で書かれていますが、初めて来ると視野に入らないもの。
ドアを開けるとロッカールーム。
まずは靴を脱いで、空いているシューズボックスに靴を入れて鍵を閉めます。鍵を閉めるのにコインは不要。
3.受付でシューズボックスの鍵とチケットを渡す
すぐ隣に受付がありますので、受付の方ににシューズボックスの鍵とチケット(レシートみたいな紙)を渡します。
次にロッカーの鍵を受け取ります。貴重品もここで預けられますが、預けるタイミングは一度ロッカーに移動して、荷物を整理してからでも大丈夫。
貴重品を預けるときは、ロッカーの鍵と貴重品をカウンターに乗せて笑顔で訴えかければ、無言でも分かってもらえます。
受付の店員さんが貴重品を受け取った後に、名前と国籍を訊かれますので答えましょう。
名前は相手に分かり易いほうがいいので、例えば田中さんなら「ナカ」とか、理香子さんなら「リカ」とか単純化したほうがいいと思います。なぜ名前を聞かれるかと言うと、帳簿(ただのノート)に記載するからです。
帳簿に鍵番号と名前、国籍を控えてもらったら、貴重品ロッカーの鍵を渡されますので受け取ります。貴重品ロッカーの鍵は自分のロッカーに入れ、館内ではロッカーの鍵だけを身に付けるようにします。
なお、館内で食事をしたり飲み物を購入したりする場合は、クレジットカードか現金が必要になります。しっかりご飯を食べる場合は、飲み物も含めて30,000ウォンくらいの小銭を持っていた方が無難でしょう。
ロッカーにはいつでも戻てくることができますが、要するに階段の上り下りが面倒なんです。
館内着のズボンには左右に深いポケットが付いており、左のポケットにはマジックテープも付いているので、お財布やスマホを入れても落とす心配はありません。
さて、次に着替えです。ふつうの方は最初にお風呂に入りますよね。お風呂に入るにはロッカーの場所で全裸になり、受付や靴ロッカーの脇を通って階段を下り、地下の浴場へ下りていきます。
タオルは浴室の入り口に積んであるものを勝手に貰うので、完全に全裸で長い距離を移動しいます。最初は怯(ひる)むかもしれませんが、ここは臆せずに「どうだ~」という感じで、スッポンポンになってお風呂へ行きましょう。
もしお風呂に入らない場合やお風呂から上がた後は、館内着に着替えて2階へ上がります。
なお、女性は最初に浴衣を貰うときにタオルも渡されるみたい。男性はロッカーから浴場までフルチン。この辺は日本より開放的でイイ!
ちなみに日本では、男性用の浴場に女性従業員が出入りすることがしばしばありますが、シロアムサウナの男性フロアには女性従業員は一人もいません。アカスリも男性従業員が担当します。
シロアムサウナ館内での過ごし方
まずお風呂についてですが、写真撮影が禁止されているのでお話だけ。お風呂はほぼ日本と一緒です。
階段を使って地下に下りると、身体を拭くためのオレンジ色のタオルと、身体を洗うためのナイロン製のボディタオルが用意されています。両方必要ならそれらを持って浴室に入ります。
身体を洗う場所にはシャワーが付いており、半分が座って、残り半分が立って利用するように配置されています。
ちょっと変わっているのは、洗い場が横一列に並んでいる日本のようなスタイルではなく、柱を囲むように配置されていることです。
石鹸とハミガキは用意されていますが、シャンプーやボディソープは無いので、必要な方は自分で用意しておくか、あらかじめ受付で購入しましょう。
気になったのは、歯磨きをしている人の割合がとても多く、身体を洗う時もあまり泡立てない人が多いということ。
お風呂はジャグジーやヨモギ湯など浴槽が4つほどあり、38℃から42℃の温度帯でした。もちろんサウナもあり、アカスリコーナーも多くの人が利用しています。
特筆すべきは水風呂が大きく、水深が腰の位置より深く、長さも10mくらいのプールになっていること。水温は22℃の設定になっており、冷たすぎず長い時間入っていられます。
温浴と水風呂を交互に行うことで、疲れた身体を癒してくれます。
お風呂上りはタオルや綿棒、クシ、スキンローションなどが使い放題。身体を拭いたら階段を昇り、自分のロッカーで館内着に着替えます。
ポケットに入らないようなタブレットやモバイルバッテリー、コスメなどを持っていく人は、リュックタイプのエコバックがあれば便利かも。
さて、館内着に着替えたら、階段を使って2階へ上がります。
1階と2階の中間の踊り場で、男性と女性が合流するようになっており、2階から5階までのフロアは階段とエレベーターを利用できます。
2階はミーティングポイントとなっており、待ち合わせ場所として最適。
食堂も2階にあり、深夜や早朝でも営業しています。
食堂の前には大きな電飾看板があり、すべてのメニューには画像があるので嬉しいですね。メニューには、番号と日本語表記もされています。
注文したい番号のものを覚えておき、カウンターで番号を伝えれば大丈夫。
支払いは現金もクレジットカードも利用できます。
定番のシッケとゆで卵もありますので、お試しあれ。
お風呂から持ってきたタオルでヤンモリを作って頭にかぶり、シッケを楽しみたいですね。韓国の人たちは、お風呂上りにみんなヤンモリにしているのかな、というイメージがありましたが、基本的に若い女性が楽しんでいるくらいで、ほとんど見かけないんです。
お風呂上りにビール!という方は、カウンターの前の冷蔵ケースに冷えたビールがたくさん並んでいるので、自分で取ってカウンターでお金と一緒に渡せばOK。すぐに一杯やることができます。
カウンターで食事を注文したら、フードコートでお馴染みのブザーを渡されますので、空いている席に座って待ちます。
プルコギ定食11,000ウォン、ビールを3,000ウォン、結構なお値段です。しかし、、、
このボリューム!「風呂上りにこんなに食えるか!」とツッコミを入れたくなりますが、お肉以外はほとんどが小鉢。ご飯も控えめです。
ニンニクやキムチなどが付いてくるところがいかにも韓国らしいですね。
日本の健康ランドだと、冷凍食品のオンパレードになりがちですが、シロアムサウナは調理にちょっと手間がかかっているようでした。
テレビを見ながらのんびり夕食を楽しんだら、トレーと食器は自分でカウンターへ返却しましょうね。
チムジルバンは足の疲れを癒してくれる
2階のミーティングポイントには、テレビを取り囲むようにイスがあります。そして足元には温かい砂利が。みんなここに足を入れています。さて、どんな感じでしょうか?実際にやってみましょう。
オトコの足だと見苦しいので上から覗いたところだけ。
足の裏から足首まで心地よく刺激して、クセになること間違いありません。
こちらは3階のトレーニングルームの中にあるマシン。左側にあるボコボコした回転部分が勢い良く回ります。右の平らな部分に座って足を伸ばし、ふくらはぎや太ももの裏を刺激してもらいます。
これで翌日も元気に歩き回れるんですよ。
全身の疲れを癒すために、4階で汗蒸幕に入ろう
4階にはいろいろなタイプの汗蒸幕があり、90℃くらいのものから25℃前後、それとー2℃までいろいろあります。扉の内部は案外広い割に利用者が少ないので、すべて覗いてみましょうね。
25℃くらいのサウナは中で睡眠できるようになっていますが、50℃~60℃までの3種類のサウナには石や小さな玉が敷かれています。ここで横になると、身体全体を刺激して、とっても気持ちがいいんですよ。
ちなみに靴下をはいて利用している人はいませんでした。館内はみんな裸足で過ごしています。ほんのり汗をかくのでタオルを持って入ったほうがいいですよ。
室内温度が60℃のサウナには、こんな砂利が敷かれていたり(かなり熱いんですが、、、)
室温40℃のところでは、こんな玉が敷かれています。ここでゴロゴロしていると、全身が刺激されて疲れが一気に吹き飛びます!
地下のお風呂にもサウナがありますが、4階の汗蒸幕にも高温サウナがあります。
でもここには水風呂が無いので、、、
このような冷たいサウナで体を冷やすことができます。私が利用したときはマイナス7℃でした。ここでペットボトルを冷やしたらダメですよ。
そのほかには、4階に軽食とドリンクコーナーがありますが、深夜は店員の気配がありません。奥に隠れているのでしょうか。
3階と4階は外周にいろいろなチムジルバンとレジャールームがあり、真ん中の空間は広々と開放されています。
多くの人がここの床で寝ていますが、5階には個室の仮眠室がありますので、そちらで寝た方が快適ですよ。でも、日本の健康ランドでもそうですが、明るいところで寝たい人ってけっこういるんですよね。これって習性なんでしょうか?
このような感じで床で寝ている人がたくさんいます。床が暖かいんですよね。
周囲はいろいろな汗蒸幕があるので、韓国らしいサウナを体験できます。
5階の仮眠室は、男女でエリアが別れていますが。基本的にワンフロアです。実際はお構いなしといった様子で利用していることも。滞在時は、女性が男性側のブースで寝ていることが多いようでした。ウワサではエッチするカップルも結構いるんだとか。
2段ベッドのようなブースになっていて、ビニールのマットと枕、タオルケットが用意されています。空いているところに潜り込んで寝るだけ。ブースがかなり多いので、どんなに混んでいても満室になることはないと思います。あらかじめ場所取りをする必要はないでしょう。
いびきやケータイの着信音や通話、アラームが鳴ったりと、利用者のマナー次第で静かな環境がすぐに壊れますので、デリケートな方には向かないかも。私のようにどこでも眠れる人には快適。
なお5階の仮眠室を含め、3階から5階部分は日中に清掃が入りますので、利用できない時間帯があるみたい。お風呂も朝3時頃にお湯の入れ替えを含めた清掃があるようですが、朝4時には入ることができました。
スマートフォンの充電について
就寝時などにスマートフォンを充電しておくためのロッカーが各階にあります。
1階は暗証番号を入力する電子キー、2階から5階まではロッカーキーと同じタイプです。
ロッカーを開けると、奥に電源プラグがあります。ちなみにシロアムサウナのプラグはCタイプ。USBでスマホの充電だけをするのであれば、韓国のコンビニでCタイプの充電器を購入することもできます。モバイルバッテリーやポケットWiFiなど複数を充電するのであれば、USBのハブがあった方が便利。
充電するときは、マナーモードにするか電源を切るのを忘れずに。夜中に着信やアラームが鳴り続けて就寝中の人たちの迷惑にならないように注意しましょう。
気になるトイレも各階にあります。
床にはスノコが敷かれていますが、日本人は潔癖な人が多いので、裸足で利用するのはちょっと抵抗があるかも。
もちろん温水洗浄便座はありませんし、使用済みのペーパーも便器には流せません。
各フロアへの昇り降りに使用する階段はこんな感じ。
大人がかろうじてすれ違えるくらい。男性も女性も館内着でウロウロしています。
タバコを吸う方には喫煙所も用意されています。館内は、仮眠を取るための基本的なスペックが整っています。
館内の概要はこんな感じです。朝の出発前にもうひと風呂浴びる人は、再び自分のロッカーで全裸になって地下へ。お風呂から上がったら再びロッカーで着替えて、カウンターで貴重品と靴箱の鍵を受け取ればチェックアウト完了です。実に簡単なシステムですね。
翌朝もソウル市内に滞在する場合は、適当な時間にチェックアウトすればいいのですが、空港に向かう場合、時間に余裕をみておきたいところです。ソウル駅から空港へ出発する一般電車の始発は5時20分、次発は5時40分です。早朝4時に起きてお風呂に入ってからチェックアウトした場合、始発ギリギリくらいの時間に到着となります。
ソウル駅空港鉄道の一般電車のホームは地下7階なので、シロアムサウナから駅に着いてからも、けっこう時間がかかります。
今回、私は関西行き8時出発のアシアナ航空を利用しましたが、仁川空港の出国手続きは混雑しますし、搭乗ゲートが遠いこともザラにありますので、時間には余裕を持ちたいところ。
仁川国際空港を朝7時台に出発するフライトの場合、時間計画を考慮してシロアムサウナを出発しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*一部、2019年10月の再訪時に加筆しました。清潔でコスパが良いので、今後もリピートしたいと思います。
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