こんにちは!コモ子@やまたび北海道です。旅行記の後編はマラソン終了後から帰国までの様子です。
マラソン前日の受付の様子やその前後については、下の記事の【前編】を、マラソン当日のレースの状況は【中編】をお読みください。
2018シンガポールマラソン旅行記|乗り継ぎ24時間以内でフルマラソンに参加できるか?【前編】
2018シンガポールマラソン旅行記|乗り継ぎ24時間以内でフルマラソンに参加できるか?【中編】
また、シンガポールマラソンのエントリー全般については、次の記事をぜひお読みください。
シンガポールマラソンに参加したい人必見!どちらか迷ったらハーフマラソンを選ぶべき理由とは?2018年にフルマラソンに参加してみた雑感とエントリーからスタート直前までの様子
さてマラソンのゴール後は、慌ただしくチャンギ空港に向かいましたが、バンコク行きのフライトに何とか間に合って機上の人になることができました。
シンガポール航空は最初に温かいおしぼりをくれるので、おもむろに顔や首回り、腕など露出している箇所を拭き拭きしちゃいます。
隣には女子学生の団体さん。やや賑やかなフライトになりました。彼女たちはムスリムなので機内食はハラル対応で先に配られるんですね。隣に座ったお嬢さんがとても可愛らしく、途中でガムをくれたりパンを食べないかと勧めてくれたりして文化の違いを感じました。
イスラム圏の人たちに対して、過激な思想や行動をする人達という印象を持っている方もいるかと思いますが、それはごくごく一部の出来事。大多数の人たちはとても親切で優しいというのが私のイメージです。
マラソン後で超汗臭いオジサンに対して陰口を言うわけでもなく、学生さんたちもCAさんも私に優しく接してくれました。
実は、、、初めて訪れたバンコクスワンナプーム国際空港
バンコクに来るのは今年に入って3回目。いつもエアアジアやスクートを利用するので、スワンナプーム国際空港へ来るのは初めてです。
興味本位で空港内をじっくりと見て歩きたい反面、疲れてあまり歩きたくないので、今回は真っ直ぐイミグレに向かうことにします。
ドンムアン空港のイミグレもかなり混雑しますが、スワンナプーム空港はもっと混雑している印象。入国審査に30分以上かかります。
今回の旅程はドンムアン空港からタイエアアジアXで関西空港への帰国。搭乗券を見せてシャトルバスを利用すれば、無料で空港まで乗せてもらうことができます。
でも、まだまだ時間があるのでバンコクの市街地に遊びに行くことにします。バンコクは大好きで、いつかは長期滞在をしてみたいと思います。昔からバンコクは旅人を惹きつける魅力があるのでしょうか。今はこうしてLCCで格安に行けるようになったので、もっと多くの人たちにバンコクへ出かけてもらいたいと思います。
スワンナプーム国際空港から市街地までは「エアポート・レール・リンク」という電車が走っており、途中のマッカサン駅でMRTと接続します。終点のパヤータイ駅で降りれば、BTSと接続します。
今回はマッカサン駅でMRTに乗り換えて、まずは定番のスクンヴィットへ行くことにします。
エアポートレールリンクとMRTの交通系カードは別物?
ちょっと余談になりますが、このとき私はBTSの交通系ICカード「ラビットカード」を持っていました。でもMRTの交通系カードはまだ持っていませんでした。
そこで、エアポートレールリンクでMRTの交通系ICカードを購入できるのかどうかを窓口で訊いてみると、エアポートレールリンクの交通系ICカード「スマートパスカード」はMRTの交通系ICとは別物なのだそう。窓口の係員さんはとても親切に教えてくれました。タイの人たちは本当に親切。今までバンコクでは対人で嫌な思いをしたことは一度もないですね。
そこで、エアポートレールリンクのマッカサン駅から徒歩5分のMRTペッチャブリー駅へ移動して、ペッチャブリー駅の窓口でMRTのICカードを購入。
こちらがMRTのカード。窓口で購入する必要がありますが、自動券売機で毎回並ぶのは大変ですし、何と言ってもしょっちゅう小銭が戻される不具合が多い自動券売機なので、ICカードはマストアイテムです。
ちなみにペッチャブリー駅にもコインロッカーがありました。日本の駅ではどこにでもあるのに、海外ではなかなかお目にかかれないんですよね。やはりセキュリティの問題なのでしょうか。
それにしても、バンコクに来るたびこの街の魅力に惹かれます。ビジネスのみならず観光や長期滞在も日本人が多いとは聞きますが、自分もこの街が大好き。これからも年に2回くらいは来たいと思います。
スクンヴィットは南国のクリスマスムード
MRTで1駅のスクンヴィット駅に到着。BTSではアソーク駅と呼びますね。先ほどのペッチャブリー駅から徒歩でも来れる距離です。
バンコクもすっかりクリスマスムード。雪も季節感もないバンコクにいると、雪国に憧れる気持ちがわかる気がします。ぜひタイの方にも、一人でも多くの北海道へ来てもらいたいです。
さて、いつものターミナル21でタピオカドリンクでも飲んで、日が暮れてからラチャダナイトマーケットに向かおうと思います。
ターミナル21の4階にはフードコートがあって、リーズナブルに食事が出来ます。今回はお腹がいっぱいなので、マンゴーのジュースを飲むことに。生のマンゴーと氷をジューサーにかけるので、キンキンに冷えて頭が痛くなるくらい。
これで約120円。デパートのフードコートでこのお値段ですから、日本との物価の差を感じます。タイでは1か月5万円くらいで生活できるというのが頷けますよね。
マンゴージュースを飲みながら、おもむろに完走メダルを出してみました。ずっしり重みがあって嬉しいです。
このメダル、4月のクアラルンプールマラソンのものより一回り以上大きく、2017ホノルルマラソン並みの大きさがあります。厚さはホノルル以上かも。
マンゴージュースを楽しんだ後は、ターミナル21の中をブラブラ。
実は、アネロのタイ限定モデルを買おうと思っていたのですが、お値段が高くてやめました。だって日本ならAmazonで3千円未満で買えることもしばしば。
結局、年明けの1月2日に色違いをAmazonで購入することに。このアネロのリュックは本当に便利なので、女子ばかりではなく男子、オジサン達にも使ってもらいたいと思います。
さてターミナル21でブラブラしているうちに日が暮れたので、ラチャダーナイトマーケットに向かうことにしましょう。
ラチャダーナイトマーケットは今年の6月に訪れてみましたが、時間が足りなくて不完全燃焼。そこで、今回はたっぷり時間を取って楽しんでみたいと思います。
MRTの最寄り駅はタイカルチャーセンター駅。スクンヴィット駅から3駅です。
インスタで有名、ラチャダナイトマーケットへ行ってみよう!
まずはグーグルマップで確認。ここですね。インスタで超有名なスポットです。今やカオサン通りより、こっちの方が人気があるみたい。
まずはお約束。上から全景を眺めてみましょう。カラフルなテントが並んでいますね。プロジェクションマッピングやレーザー光線を使用しなくても、昔ながらの演出で人々を魅了する好例だと思います。
ちなみにここ、雨が降ったらどうなるのかな?
全景を捉えるのに駐車場の4階が人気スポットです。隣の商業施設との通路は朝10時から夜10時まで解放されているみたい。
この場所は立体駐車場なのでスロープ状にフロアが分かれていますが、4階からさらに階段を上がったところのほうが人が少なくて良好。一眼レフに三脚を使ってガチで撮影するような人はほとんどいないみたい。
さてさて、ラチャダナイトマーケットはここからの撮影がメインではありません。実はマーケットそのものがお祭り騒ぎで面白いんです。
ではさっそく行ってみましょう。
上から見てもらってわかる通り、通路は一直線かつ平行に並んでいます。人の流れが一方通行ではないので混交しますが、それがまた良いところ。財布やスマホを落とさないように気を付けましょうね。
あと、キャリーバッグはホテルに置いてくるか、コインロッカーを利用しましょう。駅出口付近のコインロッカーは数が限られているので、ホテルに置いてくるのがベター。この日は、コインロッカーの前で「え~満杯やん!」という日本語が聞こえてきました。
マーケットは手前側の通路に飲食ブース、奥側の通路に物販ブースが並んでおり、やはり飲食ブースがメインで混雑しています。さらに一番奥には屋台ではなく、しっかりとしたバーやレストランもあるので、雨が降った時には使い勝手がよさそうです。
まずは、シンハー(1本35バーツ)をグイっと飲みながら、、、
チキンフライのマヨネーズをトッピング(1個10バーツ)
人間ウォッチング。日本人や韓国人が多いみたい。
牛肉を焼いた串物も美味しい(1本10バーツ)
私のような酒飲みにはこのくらいが十分な感じ。日本人はビール好きが多いので、日本人が瓶ビールを持って歩いている姿を見かけます。
タイではお米を調理したものも美味しいけれど、マラソン後で内臓が疲れているので、今回は串物と揚げ物だけでやめておきます。
東南アジアのナイトマーケットでは、どこへ行っても靴下やTシャツなどは安く手に入るので、日本からわざわざ持って行かなくもいいでしょう。
海外旅行の荷物の中で容積が膨らむのは間違いなく衣類。重たいものはモバイルバッテリーなどのガジェットなので、せめて衣類は最低限にとどめておきたいですよね。現地で購入、現地で使い捨て。エコではないけれど、経済は回ります。
チャトゥチャック駅からドンムアンへ。あれ、バスが違う?
ラチャダナイトマーケットを楽しんだので、ちょっと早いのですがドンムアン空港へ向かうことにします。
ドンムアン空港はチェックインカウンターは混雑するものの、出国手続きで行列になることは滅多にありません。でも、エアアジアの自動チェックイン機は使えないことが多いので、その場合はチェックインカウンターの長い列に並ばないとなりません。そのため、早めに到着しておいた方がいいでしょう。
タイカルチャーセンター駅からMRTでチャトゥチャック駅へ移動したら、隣接するBTSモーチット駅の下にあるバス停に並びます。
窓全開のローカルなバスが、いつものように徐行しながら乗客を乗せていきます。空港行きのエアコンバスA1系統を待っていると、何と最新型のバスが!
これですね、日本製のハイブリッドバス。日本では見慣れたバスなのですが、走っている場所が変わると珍しく感じるもの。
近い将来、どんどん入れ替わるのかもしれませんね。バンコクはまだまだ急成長しそうです。
空港バスのあるあるですが、渋滞するバンコクでは2本くらい連続して同じ系統のバスがやってくることがあります。
今回もすぐ後ろに同じA1系統のバスが走っていました。もちろん最新のバスの方が車内が清潔ですが、現行タイプの方が車内に段差が少なくて乗りやすいかも。
運賃の回収システムは新旧どちらも同じ。車掌さんが一人ひとり集金にやって来ます。
さて、ドンムアン空港に21時過ぎに到着。懸案だったエアアジアのセルフチェックイン機。過去1勝1敗ですが、珍しく正常に作動してすぐにボーディングパスが発券されました。
関西空港行きのフライトまでまだ4時間くらいあるのですが、今朝は深夜2時から行動して疲れているので、ラウンジで少し休むことにします。
ドンムアン空港は出国してすぐのところに、「コーラルラウンジ」がありますが。でも、食事は「ミラクルラウンジ」のほうが充実している印象。
ビールは生ビールではありませんが、缶ビールの種類が3種類あるので大満足。さっきシンハーを空けたので、今度はLEO。空けてまもなくソファーで爆睡、、、
プライオリティオパスさえあればエアアジアの様なLCCでも、空港ラウンジを自由に使えるのは本当に助かります。まだ持っていない方は楽天プレミアムカード経由がおススメ。詳しくは下記の記事で説明しています。庶民にはマストアイテム。
LCCで海外旅行に行く人が楽天プレミアムカードを持つべき理由|プライオリティパスと海外旅行傷害保険が自動付帯のコスパ最高カード
関西空港でおススメはりんくうタウンのりんくうの湯
バンコクからはタイエアアジアXのフライトで爆睡し、目が覚めるともうすぐ着陸態勢。LCCの居住性を問題視する方がいますが、疲れていれば熟睡できるもの。そもそもエアアジアXのエアバスA330は快適だと思います。
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関西空港到着後は新千歳行きまで約8時間の接続待ちがあるため、りんくうタウンにあるお風呂屋さん「りんくうの湯」で過ごすことにします。
経験上、マラソンの次の日は暴飲暴食になりがちで、朝からすき家で牛丼大盛、スターバックスでカプチーノベンティサイズ。合わせて1,000円未満ですが、最高に幸せを感じてしまう安上がりな自分です。
りんくうタウンへは南海電鉄で1駅。下車後は真っ直ぐ「りんくうの湯」へ向かいます。
りんくうの湯にチェックイン。平日のためか閑散としていて貸し切り状態。2時間以上過ごすならここはおススメです。
館内着を借りて2回お風呂に入っても1,000円未満なのが嬉しい。お昼寝したり、漫画を読んだり、PCでインターネットも無料で利用することだってできます。
食事はインストアの食堂でも可能ですが、私は近所のサイゼリアで500円ランチ。ドリンクバーも付いてこのお値段。バンコクも良かったけれど、日本だってかなり良いじゃないですか。実は日本が一番快適に暮らしやすいのかもしれないですね。
夕方のpeachで新千歳へ帰り、2泊3日のシンガポールマラソンは終了。翌朝は5時から勤務で一気に現実に戻されます、、、