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初めての海外弾丸一人旅はオロオロしながら台北へ。不安?ビールを飲めば大丈夫。台北101や九份などベタな観光を満喫

 

 

今回は台北のお話、何と初めての海外一人旅です。

 

この旅を決めたのは思い付き。2015年の10月でした。

 

正月明けで旧正月前なら、渡航費用を安く抑えられるだろうと思い、決めた行き先は台湾。

 

新千歳空港を土曜のお昼に出発し、月曜の早朝のフライトで帰国する予定なので、実質的には日曜日のみの滞在ということになります。

 

でも、新千歳からの直行便を利用した場合、こういう選択肢になってしまたんですね。

 

さてさて、どんなひとり旅になるでしょうか。

 

新千歳からトランスアジア航空で桃園空港、バスで台北駅へ

 

前日は職場の新年会があり、やや二日酔い。

 

事前にどこへ行こうとか、何を食べようとか、特に何も考えていなかったので、ガイドブック片手に出発した感じです。

 

今はなき復興航空(トランスアジア)に乗り込み、乗客の大半が現地の方です。少々違和感を感じながら、約4時間で桃園空港へ到着。

 

ランディングしてまだ逆噴射している時点で、席を立ち上がって荷物を降ろそうとする乗客を、ものすごい怖い顔で制止するCAさんを見た時、国民性の違いを感じずにはいられませんでした。

 

もしかすると本土の人かもしれませんが、、、

 

 

桃園空港で1万円札を両替し、台北市内へ向かいます。

 

2016年1月現在では、MRTが空港まで開通していなかったので、國光客運の1819番のバスに乗ります。

 

空港のチケットブースで筆談で125元を渡して切符を購入し、エアコンが効いたバスに乗車。

 

バス停の番号の下に、バス会社名と路線名、どこへ行くのかが書かれており、5番のバス停から台北駅へ行くバスが出発します。

  

バスで台北駅に到着したら、まずは辺りをブラブラしてみる

 

とても快適な高速バスで台北駅へ。約50分くらいでしょうか。ちょうど新千歳空港から札幌市内へ行くのと同じ感じですね。

 

駅の中央部の大きな吹き抜けのあるホールには、多くの人たちが床に座っています。現地の人もいるでしょうが、東南アジア系の異国感を感じます。

 

帰国後に調べてみると、インドネシアを中心とした労働者なのだそうです。

 

香港で見た光景に似ています。

 

駅地下にユニクロがあり、日本と変わらないフォーマットの店舗に親しみを感じます。

 

ユニクロにはこの後に、クアラルンプール、マニラ、バンコク、シンガポール、香港、上海でもお目にかかりましたが、どこも標準化されていてグローバル企業の凄さを感じました。

 

台北駅からMRTに乗って台北101へ

 

次にMRTで台北101へ向かいます。

 

悠遊卡を購入予定でしたが、買い方がよくわからずに、まずは1回券を購入。台北の地下鉄はトークン方式です。

 

初めての一人旅、言葉もわからずオロオロします。

 

 

空港に着いたときは雨だったので、台北101の上部はさすがに雲の中です。

 

小籠包で有名なお店は、この時間でも物凄い混雑しています。職人さんが数えきれないくらいいました。

 

チケットブースは上階にあるんですね。最初はわからずオロオロし、カウンターのお姉さんに教えてもらいました。

 

エレベーターの料金は、ちょっと高めの500台湾ドル。

 

JCBカードで支払うと20%引きですが、忘れてきました、、、

 

ホノルルとソウル、台北では、とりあえずJCBカードを持っていた方がいいでしょう。

 

台北101から台北市内の夜景が美しい

 

残念ながらこの日は、悪天候を理由に屋外へは出られませんでした。

 

窓がやや汚れ気味なのと、撮影技術が低いのが重なって、いい写真が残っていません。

 

 

さて、飛行機の中で食事をとってからしばらく経っているので、お腹が空いています。

 

台北101の地下にはフードコートがありますので、お一人様が気軽に利用することが出来るのを理由に、そこで食べることにします。

 

フードコートはオロオロしなくていいんです。

 

 

やたらと早いエレベーターで一気に下層階まで下り、牛肉麺を注文します。

 

いろんなお店がありますが、製麺技能士としての職業柄なのか、麺を食べずにはいられません。

 

北日本の味覚では薄味と言わざるを得ませんでしたが、台湾で食べた食事はこの後も全てこのような感じでした。

 

身体に優しい味ですよね。

  

スーパーで赤身のドラゴンフルーツを購入してみる

 

私は食品を扱うスーパーや生鮮を扱う市場が大好きなので、必ず寄ることにしています。

 

いったい何しに台北へ行ったの?初めてなのにスーパーなんか行く?と言われても気にしない。

 

 

ここでは豆腐や納豆、チーズ、麺など、日本と同じ食材が手に入ります。

 

それに日本語で書かれた食材も多いと思います。

 

一見同じように見えても、肉の売り方の基本がブロックだったり、野菜もお目にかからない品種があったりと、見ていて飽きることがありません。

 

ホテルに持ち帰って調理が出来ないのが、ちょっと残念です。

 

カット済みの赤身のドラゴンフルーツを購入し、ホテルで食べることにします。

 

悠遊卡を購入してMRTで忠孝復興へ

 

予約していた忠孝復興のホテルにMRTで移動します。

 

外はあいにくの雨ですが、地下鉄なので問題ありません。

 

台北市内の歩道は、ほとんどがビルの1階にあるので、雨が降ってもさほど影響がないんですね。

 

それにしても台北の地下鉄は優れていると思います。

 

ふだん地元の札幌で乗っている地下鉄は、1970年代初頭に開業したものですから、古臭く感じるのかもしれませんね。

 

ホテルのチェックイン時にオロオロする

 

予約したのはヴァンドームホテルという宿。忠孝復興のビルの中にあります。

 

おシャレな部屋です。

 

フロントでデポジットというワードが聞き取れません。オロオロします。

 

英語が残念なレベルの私は、日本語で保証金と言ってもらっても、しばらく理解できませんでした、、、

 

ドラゴンフルーツを食べながら、全家(ファミリーマート)で買ったビールを2本空けて、24時過ぎに就寝。

 

隣の部屋が朝までにぎやかでしたが、気にしない、気にしない。

 

私はそういうレベルのことで文句を言いません。

 

 

翌日は徒歩で観光。国父記念館とか、龍山寺とか

 

翌朝は、ファミリーマートで購入してあったパンと甘いお茶を飲んでホテルを後にします。

 

基本的にどこへ行っても5時くらいには目が覚めるので、8時前にはホテルをチェックアウトすることが多いです。

 

朝のお通じで、便が真っ赤になっていることに気付き、大腸がんを疑いました。

 

大便を流さずにトイレで一人オロオロします。

 

帰国してググるまで不安が解消しませんでした。

 

ググった結果は、ドラゴンフルーツの色素でした、、、

 

***

 

国父記念館へ向かって歩いていると、台北市内はバイクの数がハンパなく多いことに気付きます。

 

自分もいつか、台湾をバイクでツーリングしてみたいと思います。

 

国父記念館の敷地内で、太極拳をする人たちやバドミントンをする人たちを見かけます。

 

後日中国の深センに行った時にも見かけたように、公園の中でスポーツをしたり歌ったりする高齢者が多いと思います。

 

日本ではあまり見かけない光景です。高齢者が健やかです。

 

衛兵の交代式を見たあと、再び街中を歩き始めることにしました。

 

異国ではあてもなくブラブラするのも楽しい

 

あてもなく歩くというと語弊がありますが、次は中正記念堂を見に行こうと決め、ルートは適当に歩きます。

 

途中で面倒くさくなり、大安からMRTに乗りました。

 

ほとんど営業していない市場にも寄ってみます。

 

中正記念堂と龍山寺

 

日本ほど自動販売機が普及している国はないと聞きますが、本当にそう思います。

 

ニーズの問題なのか、治安の問題なのかわかりませんが、台北市内でも見かけることはあまりなかったです。

 

中正記念堂は一部工事中、大きな建物です。

 

ここでも衛兵の交代式。

 

次いで龍山寺。最古のお寺だそうです。

 

ここは観光客が少な目です。

 

お寺の近所は商店街として賑わっていて、露店で餃子のようなものを購入してみました。

 

後日ソウルで食べたホットクに似ていますが、餃子の一種なのでしょうね。

 

味は薄めですが、これで10TWDだったと記憶しています。

 

午後遅くから九份へ行ってみる

 

忠孝復興から1062番のバスに乗って九份へ行ってみます。

 

バスは基本的に必ず座れますが、定員に達すると出発してしまうため、待たなくてはならないこともあるでしょう。

 

タクシーなどの客引きも頻繁に行われています。

 

バスに揺られること1時間半くらいで九份へ到着。

 

日没まで少し時間があるので、2往復くらいしてみます。

 

全容を把握したのち、日が落ちてかなり暗くなってきたので、写真を撮りながら散策します。

 

九份は、基本的に上のバス停で降りたら、一歩通行で下まで降りる感じの狭い路地歩きになります。

 

トイレやコンビニは入り口で済ませておくのがベターです。

 

屋台で買い食いばかり。大人のお祭りって感じ

 

忠孝復興でバスに乗る前に食べた麺がイマイチでしたが、お腹はいっぱいになりました。

 

九份で歩いているうちに、お汁粉や饅頭を買い食いし、晩御飯は終了です。

 

やはりふだん食べなれたものが一番良いという結論に。

 

コモ子は飲食店での勤務が10年近くあったので、食に興味はありますが、食べること自体にはあまり関心はありません。

 

そもそもグルメって、1人で楽しむものではないと思っていますので、共有する相手がいないと楽しさ半減なんですよね。

 

基隆経由で台北駅、桃園空港で仮眠

 

九份から台北行きのバス(1062)はとにかく満席で乗ることが出来ません。日没後ならなおさらです。

 

台北からやって来た時に下車した九份老街のバス停からであれば、1駅前なので乗りやすいですが、それでもかなり混雑します。

 

よく提案にあるのが(788)の金爪石~基隆のバスに乗って、瑞芳で下車し、電車で台北に帰る方法もあります。

 

バスに乗れなくて、あきらめて相乗りでタクシーを利用する人たちも結構います。

 

コモ子は(788)で基隆まで乗り、基隆からバスで台北に戻りました。時間はかかりますが、合計85元なので、安上がりです。

 

この方法はほとんど紹介されていませんが、基隆観光もできるのでおススメです。

 

瑞芳からはほぼ確実に座れます。もちろん、基隆から台北は高速道路なので快適なバスに座れます。

 

台北駅の地下で夜食のパンを購入し、桃園空港へ移動。ターミナル2で空港野宿をして、朝の便で新千歳へ帰りました。

 

ターミナル2は夜間冷えますので注意が必要です。

 

次回以降、台湾に来るときは、山かマラソン目的になることでしょう。

 

それと臭豆腐にチャレンジするときかな。