今回の話題はお正月の台北市内について。
2017年1月1日から3日間までの間、台北市内の主要な定番観光スポットに行ってみた様子を振り返り、それらの混雑状況をお伝えしてみようと思います。
このときはまだ2回目の台北旅行でしたので、どちらかと言えば初めて行く人の視点に近いのかなと思います。旅行記風に書きますので、主観的な要素が多いところはご容赦願います。
最新の台北旅行記(2019年12月)は下記にて。
【5回目@週末台北で行った場所10選】新千歳からLCCピーチ夜行便で行く台北旅行記
さて、この時に訪問した場所は次の通り。混雑度を★印で併記しています。
1.2016年12月31日
場所・乗り物 | 備考 | 混雑度 |
新千歳空港 | 夜に関西空港へ出発 | ★ |
関西国際空港 | 深夜2時のチェックイン開始までベンチで仮眠 | ★ |
2.2017年1月1日
場所・乗り物 | 備考 | 混雑度 |
桃園国際空港 |
バニラエアで早朝に到着 | ★ |
台北駅行き空港バス | 運行は変わりなし | ★ |
台北駅 | 気温17℃くらい | ★ |
龍山寺・新富市場 | 地元の参拝者が多い | ★★ |
猫空ロープウェイ | クリスタルキャビン | ★★ |
東門 | ランチタイム | ★★★ |
故宮博物院 | MRT→バス | ★★★ |
淡水 | フィッシャーマンズワーフも | ★★★★ |
士林市場 | ★★★★ | |
台北101 | ★ |
3.2017年1月2日
場所・乗り物 | 備考 | 混雑度 |
陽明山七星山 |
MRT→バス | ★★★ |
九份行きバス | ★★ | |
九份 | ★★★★ | |
九份→台北行きの1062バス | 乗れず。 | ★★★★ |
基隆行きのバス | ★ |
4.2017年1月3日
場所・乗り物 | 備考 | 混雑度 |
雙連朝市 | ★ | |
中世記念堂 | ★★ | |
二二八和平公園 | ★ | |
台北駅 | ★★ | |
桃園国際空港行きのバス | ★★★ | |
桃園国際空港 | ★★★ | |
新千歳空港 | ★★★ |
この当時は、桃園国際空港と台北駅とを結ぶMRTがまだ開業していなかったのですが、現在は開通しているので空港や市街地への移動に困ることはないでしょう。
次の年末年始や初めて台北市へ訪れる方にとって、旅行計画の参考にしていただけたなら嬉しく思います。
では具体的にみていきましょう。
新千歳空港を大晦日の夕方に旅立つ
今回はお仕事の関係上で大晦日まで勤務。仕事始めは1月4日からですので、大晦日の夜に新千歳空港を出発。
年末年始に台北へ出かける方であれば、台北101のカウントダウン花火を見たいところですよね。でも、お仕事の都合ですから仕方がありません。
さて仕事が終わって真っ直ぐに新千歳空港へ向かうと、空港内はいつもよりずっと閑散とした雰囲気。1年を無事に過ごせたことに感謝し、来年の健康を願いながら年越しそばと天丼をいただきました。
新千歳空港からはLCCのピーチを利用して関西空港へ。ピーチは第2ターミナルへ到着するため(2016年12月当時)、まずはシャトルバスで第1ターミナルへ移動します。
第2ターミナルから第1ターミナルへの移動は、かなり時間がかかりますので、ピーチで関西空港入りして海外へ出国するときは、少し時間を持ちたいです。以前、エアアジアXでバンコクへ旅行したときもちょっと焦りました。
さて台北の桃園国際空港へは、バニラエアの深夜便で3時15分に出発。この当時はこんな便利なフライトがありました。
出発までまだ4時間くらい時間があるので、これから関西空港でカウントダウンと新年を迎えることになります。
元旦の深夜だからでしょうか、空港内は異様なほど静か。
バニラエアの搭乗手続きが開始される前まで、一般エリアのファミリーマートで缶ビールを2本を買って飲みながら、新年を迎えます。新千歳からすでに3杯目。お正月ですからね、楽しまなきゃ!
桃園国際空港の入国審査で、新年を迎えた実感
関西空港からのフライトは約3時間程度。
仮眠を取りながら桃園国際空港へ到着。こうして繁体字を見ると「台湾か香港に来たな」と実感できますね。
実は、関西空港の出国審査のときに「あけましておめでとうございます!」と言われ、桃園国際空港の入国審査官からも「A Happy new year!」と言われたんですよ♪2017年の新年を迎えたぞ!って実感がわいてきます。
元旦の朝ということもあり、桃園国際空港も前回と比べて静かな雰囲気。まずは台湾ドルを調達します。
私は海外キャッシング派。空港のATMで、2人分3日間の活動費として6,000台湾ドルをキャッシングします。セディナカードを利用したので手数料は無料でしたよ。
台北駅行きのバスは混まなくて、座れるので楽チン!
両替を済ませたら桃園国際空港から台北駅へ向かいます。
SIMカードを購入する場合は空港内のカウンターで適当なプランを選びましょう。でも、Amazonで事前に購入しておくと、フライト中にSIMを入れ替えて入国審査中にアクティベートが完了するので楽チン。亜太電信のプリペイドSIMが5日間データ通信が使い放題でしかもこのお値段。
最近はkkdayやklockといったアプリで事前予約をし、現地到着後にQRコードを見せて受け取る方法も便利。しかも割安。
ただ、桃園空港は入国審査に時間がかかるので、待ち時間にSIMをセットしたほうが時間の短縮になります。やっぱりAmazonでの購入がおススメ。
私は年間10回以上アジアの国々を旅行しているので、ポケットWiFiを使うことが多いのですが、台湾、タイ、香港、韓国、それと中国本土ではAmazonでSIMを購入しています。
さて話を戻して、、、桃園空港からMRTの運行が最近始まりましたが、今回はバスで台北駅へと向かいます。バスは確実に座れるのでおススメ。
國光客運のカウンターで、125台湾ドル(最近は140台湾ドル)を支払ってチケットを購入し、外へ出て1819番のバス停から乗ります。
座席指定は特にありません。バスが到着したら乗車して、好きな席に座ればOK。乗車券は運転手さんに最初に渡し、半券を返してもらいます。
出発して1時間もかからずに台北駅へ到着します。
2020年1月31日追記)プリペイドSIMやポケットWiFi、交通系ICカード、バスのきっぷはKKdayアプリから事前購入しておくと、空港で受け取るだけなので超便利です!詳しくは下記の記事にて。
【KKday】事前購入で言葉の壁と決済の不安を解消!海外旅行必須のスマホアプリ
空気が爽やかでやや肌寒い台北駅前の朝
桃園国際空港を出発するときは空がまだ薄暗かったのですが、台北駅へ到着するころにはすっかり明るくなりました。
ちょっと肌寒い感じもありますが、昨日までいた北海道に比べたら何てことはありません。
暖かいお正月の朝。駅構内や周辺にはそこそこの人出がありますが、おそらくいつもとほとんど変わらないくらいの様子。
まだ朝早いということもあるので、まずはMRT板南線で2駅の龍山寺へ参拝に行きましょう。
台北市内でMRTやバスに乗るときは、交通系ICの悠遊卡(悠遊カード)があると便利です。次に詳しくご説明します。
MRTやバスを頻繁に利用するなら欠かせない!悠遊卡
これから3日間、MRTとバスをメインに移動をしますので、交通系ICカードの悠遊卡を購入します。チャージは券売機で出来るのですが、最初は窓口やコンビニで購入します。ちなみにMRTやバスのみならず、猫山ロープウェイ、淡水の渡し船の一部でも利用することができます。
現地の言い方では「ヨーヨーカー」ですが、ピンインはYōuyóukǎとなりますので、中国語の知識が全くない人がカタカナで「ヨーヨーカー」と言っても通じないかもしれませんね。そこで、英語の「Easy Card」と伝えて購入しましょう。
悠遊卡はコンビニのお買い物でも利用できます。台北市内は日本よりコンビニ密度が高いこともあり、悠遊卡があれば小銭を準備する手間が省けて便利。
台北市の公共交通機関は日本に比べて料金が安いので、1,000台湾ドルもチャージしておけば、買い物まで含めても十分でしょう。
こういった交通系ICもkkday経由で事前予約をし、空港で受け取ることが可能。
台北最古の龍山寺で新年の参拝をしてみよう!
ちょっと話が逸れましたが、今回はまずは龍山寺で新年の参拝から。
龍山寺は新時代に建てられた台北最古の寺院で、パワースポットとしてとっても有名。赤い三日月形のおみくじで願い事が叶うかもしれない、ということでもよく知られています。
いろいろな種類のお守りや数珠なども販売しているので、1つ購入してみるのもいいかも。
私は前回も来たのですが、今回は祝日の早朝のため地元の参拝者でとっても混雑していました。
新富市場で名物の胡椒餅を食べようと思ったら、営業時間外
龍山寺の近くには新富市場があり、色々な食材が並んでいます。この周辺は飲食店やお土産屋さんもたくさんあり、下町情緒でいっぱい。アットホームな雰囲気がきっと気に入るはず。
近くには名物の胡椒餅専門店があるのですが、残念ながら営業時間外でした。お正月の午前中は人影もまばらな感じ。
次はMRT板南線に乗って忠孝復興駅でMRT文湖線に乗換え、終点の動物園駅へ向かいます。移動時間が結構かかりますが、動物園駅からは猫空へ行きますよ~
貓空(猫空)でクリスタルキャビンに乗ってみたい!
まだ10時を過ぎたばかりですが、MRT文湖線終点の動物園駅はかなり混雑しています。でも、ほとんどは動物園に行く家族連れのようで、猫空(マオコン)は比較的空いています。
駅の改札口を出たらまずは案内看板に従って左へ曲がり、300mくらい歩くとロープウェイの駅に到着します。
ゴンドラも基本ルールはMRTと一緒。悠々卡ももちろん使えます。
ここのゴンドラリフトはちょっと変わっています。
まず、運行距離が4kmもあるんです。所要時間は約15分、かなり長く感じます。
そして床がガラス張りのクリスタルキャビンというゴンドラがあります。このキャビンは数分に1回のペースでやって来るので、乗ってみたい人は専用レーンに並んで待つわけですが、自分の番がなかなかやって来ません。
実際に乗ってみると、正直言って「大したことないカナ~」って感じ。他のグループと相席になるので、ちょっと窮屈に感じるかもしれません。
途中で進行方向が90度近く転換するゴンドラは日本にはないでしょう。これは本当に珍しいですよ。開業してまだ10年足らずのロープウェイ、今なお地元の方に人気なのが伺えます。
さて猫空のゴンドラ料金ですが、2016年に大幅な値上げをしたのだそう。
それでも片道の基本料金が120台湾ドル、日本のロープウェイに比べたら割安ですよね。
帰りはバスに乗って格安で下りることも可能なようですが、ゴンドラからの眺めは帰り道のほうが楽しめるかもしれませんよ。
特に猫空は夜景が人気なので、ぜひ夕方以降に訪れてみたいところですよね!
次はランチタイム。グルメで有名な永康街がある東門駅へ移動しましょう。さあ、お目当ての食事ができるでしょうか?
お昼の東門はどこのお店も満席!できれば早めに行こう。
動物園駅からMRT文湖線を戻り、大安駅で淡水信義線に乗り換えて東門駅へやってきました。ちょうどお昼どき、お腹がペコペコです。
ところがMRT東門駅から地上に出ると、周囲は人でごった返しています。小籠包を食べようと有名店の鼎泰豊を覗いてみると、、、お店の中すら覗き込めない様子。
夜更かし、お寝坊、待つ、並ぶは時間管理の害悪でしかありません。こういう場合は潔く、諦める一択になります。
地元の人達は「なぜ日本人が、これほどまでに『鼎泰豊』が好きなのか謎」と思っているのだとか。
どこのお店も満員で行列ができているなか、有名どころで一番空いていそうな東門餃子館へ入ることにしました。
行列が出来ているのかなと思ったら団体のお客だったらしく、私たちが2人だけだとわかるとすぐに地下の客席に案内されました。
台北市内はお昼になって25℃くらいまで気温が上がり、母が暑いからと言って冷たい麺を注文すると「それは夏期限定メニューです」と店員からにあっさり却下。
そこで、ジャジャ麺と牛肉麺、豚肉餃子を注文してみます。麺はMサイズでもかなりボリュームがありますが、味は薄味。
台湾のお料理は全体的に薄味なことが多いので、私のように北国の人間にとってはちょっと物足りなく感じるかも。
お店の中では日本語があちらこちらで飛び交っていたので、日本人にはよく知られているようですね。
東門は混雑度が高いで、ランチは別のところへ行った方がいいみたい。
猫空には開放的な小吃店があるので、現地の方に交じって食べた方が良かったかも。
さて、午後は故宮博物院へ行ってみましょう!
元旦の故宮博物院は無料解放なんです!でも大混雑、、、
東門から国立故宮博物院への行き方について。
- MRT淡水信義線に乗ってMRT士林駅で下車
- 次に士林駅前からバスで移動
台北市内のバスはかなり便利な移動手段。慣れると市内のあちらこちらへ楽に移動することができます。
運賃の支払いに小銭を用意しなくても良いように、悠遊卡を持ちましょうね。
さて、元旦の国立故宮博物院は入館料が無料になります。それをお目当てにしている人が多いためか、とても混雑していました。中でも最も人気がある「白菜」の展示場所は、長い行列が出来てほとんど進んでいませんでした。
なお、内部に入るためには手荷物を預けなくてはなりません。預り所の場所は建物の中央ホールから、一度左側の外へ出たところにあります。
ここでの滞在時間は1時間くらいでしょうか。
再びバスでMRT士林駅へ戻り、夕暮れ前の淡水へ行ってみましょう!
夕陽で有名な淡水は地元の人にも大人気のスポット!
MRT士林駅から淡水信義線で淡水駅まで移動します。士林駅には有名な士林市場があるので混雑し、そこから郊外の淡水へと向かう電車は、だんたんと空いていくものと楽観視していました。ところがそれが甘かった!淡水に近づくにつれ、車内の混雑が増していく一方。
猫空と並んで人気の淡水。ここは夕陽で有名なのですが、ちょうど夕暮れ時の時間帯。観光客ばかりではなく、地元の人にも人気なんですね。
ガイドブックで特集が組まれている場所には日本人が多いけれど、あまり大きく掲載されていない場所には現地の人たちが集まるというよくありがちなパターン。
さて電車を降りたらメイン通りを進んでみましょう。
メイン通りにはテイクアウトの屋台や小吃店が多いですね。この時間ですが、どこのお店もたいてい行列ができています。
台湾では1月1日はただの祝日なのですが、それでもお祭りのような雰囲気。
船に乗ってフィッシャーマンズワーフまで行こう!
淡水では、船に乗って先端のフィッシャーマンズワーフまで行くことができます。船着き場には小さなチケット売り場があり、係のおばちゃん達が声をかけてきます。
「フィッシャーマンズワーフに行きたい」と伝えれば、わかってもらえます。支払いはここでも、悠遊卡をかざすだけでOKですよ。
船着き場がいくつかあって、対岸の八里にも渡る船があります。八里にはミッフィパークがあり、ミッフィ好きにはマストスポット。詳しくは下記の記事にて。
【悲報】台湾グローバルモール(桃園A8店)のmiffy×2%CAFEが閉店。代わりにミッフィパーク(米飛兔園區)がある八里文化公園(十三行文化公園)への行き方を説明します。
さて、チケット購入時にメモが書かれた紙を渡されます。これはレシートではなくて、フィッシャーマンズワーフからバスで淡水駅に戻るのための案内文。そう、帰りはバスに乗って帰ってきた方が便利なんですよね。
ではさっそく船に乗ってみましょう。船と言っても漁船のような感じ。水しぶきを上げながら、水面を暴れるようにガンガン飛ばします。ちょうど夕陽に向かって淡水の先端部を目指します。
デッキに出る際は、振り落とされないように手すりにしっかり掴まりましょう。香港のスターフェリーや、バンコクのチャオプラヤー川ボートに比べてかなり暴れます。
恋人たちが別れるとウワサの橋。さてその真相は!?
さて、恋人たちにも人気の淡水。橋の上からの眺めがとても良くて、橋の上から見る夕焼けが印象的。
ウワサではここを訪れたカップルは最後に別れてしまう、と言われているそうですが。
橋の上には大勢が詰めかけて、普通に渡ってましたけど。ここもとても混雑しています。
帰り道は淡水駅までバスに乗って帰ろう
さてフィッシャーマンズワーフを楽しんだ後は、バスに乗って淡水駅へ戻りましょう。先ほど船着き場でチケットを購入した際にもらった紙には、バスで淡水駅まで乗ると15台湾ドルだよ、ということが書いてあります。
淡水老街まで歩くとかなり距離があります。やはりここはバスを利用すべき。フィッシャーマンズワーフのすぐ近くにはバス停があり「紅26」という番号のバスに乗車します。
とても楽チン!
どんなガイドブックでも「【上級者向け】海外で路線バスに乗るにはハードルが高い」なんて書いてあることが多いのですが、台湾や韓国のバスは日本と全く変わりません。
ちなみに台北市内のバスは、路線によって悠遊卡をタッチするタイミングが異なっていました。でも最近、乗車時と降車時の両方タッチするようにルールが統一されたようです。
日が暮れたら、みんな大好き「士林夜市」へ行こう!
さて、夜になってすっかり日が暮れてしまいました。
MRT淡水信義線に乗って、再び士林駅へ。先ほどの故宮博物院へのバス停とは、駅の反対側にある士林夜市へ行ってみましょう。
士林夜市は台北市内にある観光夜市のなかでは、もっとも有名。元旦はどのくらい混んでいるのでしょうか?
淡水老街ですらあれほど賑わっていたので、士林夜市はもっと混雑が予想されます。
で、実際に来てみるとやっぱり。基本的に屋台をゆっくり眺めながら歩く場所なので、人の流れも遅くてちょっとイライラしちゃうかも。
真ん中にある屋根付きの士林市場には、雑貨や子供向けの玩具を扱うお店が多いのですが、地下には美食區(飲食店街)があり、ここもかなり有名。
ここで食事をするならメインストリートの屋台はとりあえずスルーして、つまみ食いしないほうがいいかも。食べる前にお腹いっぱいになっちゃいますからね。
元旦の夜はちょうど夕食時ということもあってどこのお店も満席。とにかく多くの人で賑わっていました。ちょっとピークタイムをずらしたほうが賢いかもしれませんね。美食區での食事や台北市内の他の夜市については、2019年5月の旅行記にて。
新千歳からピーチで行く1泊3日の台北旅行記|九份の基隆山、ミッフィパークの八里文化公園など
さてさて、ボリュームいっぱいに詰め込んだ元旦の最後は台北101で夜景を見てみましょう!
台北101から台北市内の夜景を見てみよう!
士林夜市で遊んだ後はMRT劍潭駅から淡水信義線に乗って、台北101があるMRT世貿駅へ移動。
台北101へ来たのは今回で2回目。今日は天気が良いので屋外にも出られるとのこと。期待できますね!
時間が遅いためか、それとも大晦日のカウントダウンが賑わったためか、いつもより空いている感じがします。
ちなみに上層階へのエレベーターのチケットは、JCBカードで支払いをすると20%OFFになりますのでお忘れなく!
そう言えば台北市内は旧正月までの期間がクリスマスムードみたい。どうも新年を迎えた実感がしないんですよね。
屋内の展望台は窓ガラスが曇り気味。クリアな夜景を見たいなら屋外に出てみましょう。
全周に広がるキラキラした台北市内。夜風に吹かれながらちょっとうっとり。
ちなみに台北101にも小籠包の有名店「鼎泰豊」があります。さらに地下にはフードコートやカフェもあるので気軽に利用できます。
余談ですが、、、新平市のラクレホテルがおススメです!
ちょっとここでお宿の紹介です。今回は新北市のラクレホテルに2泊しました。
スタッフの笑顔が素敵でとても親切。気持ちが良いホテル。みなさんにお勧めしたいです。
最初、男性スタッフがたどたどしい日本語で話してくれましたが、私がそこそこ英語を理解できそうだと察すると、その後はすべて英語での会話になりました。実は英語がわかる「フリ」をしていただけなのですが、、、汗
英語が流暢な女性スタッフが、途中から早口で話してくると、もはや半分くらいしか理解できませんでした。どうせ大した話ではないでしょうから、テキトーにYESと応えておきます。一番ダメなパターン。
気になるお部屋は日本のビジネスホテルと同じような感じ。朝食付きのプランなので朝もゆっくりできました。
せっかく台北に来たから朝から外食!という方もいるかもしれませんが、ここの朝食は、地元の生野菜やフルーツも食べられます。せっかくの機会に、スターフルーツやマンゴー、ドラゴンフルーツなどを楽しんでみてはいかが?
さて続いては2日目。
1月2日の午前中は陽明山の七星山のハイキング。午後は九份へ行ってみます。陽名山七星山は別記事にしていますので、ハイキングに興味がある人はご覧ください。
【陽名山七星山|台湾】バスで登山口へ行く方法、台北市最高峰の登山
忠孝復興からバスで九份へ行ってみよう!
午前中のハイキングを満喫し、ランチの後は日本人には特に人気の九份へ向かいます。
まずは陽明山から下りてきてMRT劍潭駅からMRT忠孝復興駅へ移動。すでに時刻は14時過ぎ。太平洋SOGOの地下にあるフードコートで急いで食事を済ませました。
忠孝復興で九份行きのバス停で並んでいると、バス停には九份行きの「1062」番の表示がありません。
「んっ!?おかしいな」と思いながら並んでいると、客引きのおっちゃんが「キューフンここじゃないよ」と教えてくれました。以前より300mくらい離れたところに、バス停が移動した?それとも記憶違いかは謎。
ちなみに2019年5月にも九份へ行ってます。その時の情報はこちらから。
【基隆山|台湾】九份を見下ろす360度の展望台に登ってみよう!
九份行きのバスは悠遊卡で支払うことができます。もちろん現金でも大丈夫。
乗車時にチケットホルダーみたいなものを渡されますが、下車時に運転手さんへ渡すような仕組みになっています。
バスの中は自由席。好きな席に座ることができます。
途中から高速道路を走るので全員座ることができますが、市内の停留所では途中下車する人がいるので、最初のうちは立ったままの人もいます。
さあ、夕暮れ時の九份を思い切り楽しもう!
九份へはバスに乗って約1時間30分くらい。料金は90台湾ドル。渋滞していなくても、1時間くらいはかかります。
九份は日没時に近いと雰囲気が最高!
お出かけの際は現地の日没時間を調べたうえで、時間を逆算して出発しましょう。
メインの九份老街は決して一方通行ではないのですが、大半の人は上にある九份老街停留所から歩き始めます。
下り基調なので楽チンなのですが一つだけ難点も。帰りのバスになかなか乗れないんですね。これはあとから裏技をお教えします。
さてさすがに1月2日ということもあってか、1年前に訪れた時よりも激しく混雑していました。昨日の淡水や士林夜市よりひどいです。
九份老街にいったん入ってしまうとトイレがないので、入り口のところにある公衆トイレで済ませておきましょう。
トイレを済ませたらいよいよメインストリートに入っていきます。最終的なお目当ては、あの「千と千尋の神隠し」で有名なお茶屋さん、撮影ポイントですよね。
それまでの間に雑貨屋さんやお土産屋さん、お茶屋さんや小吃店などなどが両脇に並んでいてワクワクが止まりません。
初めて台湾や中国本土へ行ったら絶対気になるあの臭い。そう、臭豆腐にもチャレンジできますよ♪
さて、路地を進むにつれてだんだんと混雑していき、ほぼ完全に一方通行になってしまいました、、、
そのうちまったく人が進まなくなり、後ろからはどんどん人が押し寄せてきます。これは将棋倒しにでもなったら大変だと、本能的に身の危険を感じたので、一番の見どころを諦めて、頑張って引き返すことにしました。
1月2日の九份はそのくらい混んでいるのです。
しかも、日が暮れて人出がますます多くなってきています。帰りのバスになかなか乗れないということも知っていたので、九份から少しでも早く離れなければ、ただ事では済まないという気がしました。
さて帰りのバスの話ですが、上側の九份老街のバス停から乗る人もかなり多いので、下側の九份派出所のバス停から1062番のバスに乗ることはほぼ不可能です。
ちょっと賢い人は台北市と反対側にある始発の金爪石までバスに乗って、そこから引き返して台北市へ戻るということもやっています。
そうでなければ途中の瑞芳駅までのバスに乗り、そこから鉄道で台北へ戻るパターン。
ちょっと残念ですが、割高なのを妥協して相乗りでタクシーに乗ってしまうパターンもあります。
でも他にも方法があります。
基隆行きのバスに乗って途中の瑞芳駅で降りず、終着の基隆駅から國光客運のバスで台北駅に戻るパターン。
これ、1月2日でもかなり空いているんですよ。しかも基隆駅周辺の観光も楽しめて割安なんです。
基隆経由で帰った場合はちょっと遠回りになり、バスの乗り換えもあるので2時間くらいかかります。それでもゆっくり座って帰れるほうがいいですよね!
まとめると、年末年始の九份へのお出かけはちょっと避けたほうが良さそう。
それでも行くならば、お昼の時間帯のほうがいいかもしれませんね。
雙連朝市で地元の人に交じって、ローカルな雰囲気を楽しもう
小雨混じりの1月3日。台北市はすでに普通の平日という感じで街が動いています。日本ではみんな寝正月に飽きてイオンなどのGMSが激混みするパターン。
さて最終日は台北市内にもだいぶ慣れてきた感じ。今日は帰国日です。
今度はローカルな雰囲気の朝市を覗いてみましょう。MRT「雙連駅」の近くにある雙連朝市へ。夜市のお祭りムードも楽しいのですが、地元の人で賑わう朝市も楽しく見ることができますよ。
この時間帯、ほとんど観光客はいません。
野菜や果物といった生鮮食品を取扱うお店が多いのですが、出来立ての揚げ物や蒸し物といった加工食品も売られていて、思わず「これ、ちょうだい」って言ってしまう場面も♪
中正記念堂で衛兵交代式を見学しよう!
この旅の最後は、台北駅から近い中正記念堂へ行ってみます。ここでは正時(00分)に衛兵交代式を見学することが出来るんですね。
10分くらい前からポツポツと人が集まってきますので、近くで見たい人はちょっと早めに並んだ方がいいかも。気になる混雑度は、いつもとほとんど変わらないようす。
総統府や二二八和平公園にも寄りながら、徒歩で台北駅へ
中正記念堂からは、総統府や二二八記念公園までは徒歩で訪れることができます。軽めに眺めながら歩いても、台北駅まで1時間くらいしかかかりません。
ちなみに台北市内はシェア自転車が盛ん。YOU BIKEがとっても便利なので一度使ってみて。
気になる台北駅から桃園国際空港行きのバスの混雑度は?
さすがに1月3日は出国ラッシュ。台北駅から桃園国際空港行きのバス乗り場は行列ができていました。今はMRTが開通しているので大丈夫でしょうが、当時はお昼前の時間帯で30分くらい待たされました。
また、空港自体が混雑するので、出国前の食事は、台北駅周辺で済ませたほうがいいかもしれませんね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。楽しい台湾旅行になりますように☆