2024年、最後の日高山脈の旅は、北日高のピパイロ岳に決めた。林道歩きが加わって遠い山になったが、深夜出発で日帰りを決行。快晴無風、大雲海にご来光、そして紅葉とすべてが好条件で最高の1日を楽しむことができた。
ピパイロ岳は、北日高の主稜線のピークの一つで、遠くから眺めると台形の山容なのでよくわかります。無雪期の夏道ルートでも伏美岳を経由するため、日帰りでも通常10時間以上を要します。山中で1泊するのであれば、水場のコルが適していますが、せっかく1泊するのであれば、1967峰へも足を延ばしたいところです。