カテゴリ:幌天狗



山のコラム · 2020/08/09
深夜早朝から山に登り始めると、雲の上に飛び出して眼下に雲海を眺めることができます。また、山肌に朝陽を浴びて燃えるように赤く染まる山々も見ることができます。今日は今まで登った山々からそんなワンシーンを切り取ってみたいと思います。
石狩市浜益区にある幌天狗。群別岳や奥徳富岳、浜益岳を眺められる展望台に2020年4月12日に登ってみましたので、その魅力をお伝えします。今年は雪解けが早くて取り付きに苦労しましたが、上部は数日前の降雪のおかげで真っ白な雪景色が楽しめました。
【幌天狗|浜益10峰】残雪期のスノーシューハイク
増毛山地の名峰「群別岳」の南西2.37kmにある三角点「1222.1m」のことを、通称「幌天狗」と呼びます。浜益10峰として知られ、林道から山頂まで、緩やかで幅広いスロープを持つこの山は、スキーの山として親しまれてきました。さらにコンディションが良ければ、群別岳までアプローチすることができますが、幌天狗から群別岳や浜益岳を眺めたら、十分満足できる人が大半ではないかと思います。そんな幌天狗を残雪期にスノーシューで訪れてみましたので記事にしてみます。最後まで読んでいただけると、きっとその魅力が伝わるでしょう。